※１４から続いてます …～自分で自分の名前をつけるわけだから。ナルシストんなってもしょうがないでしょう？ キャンディーズとかピンクレディーとか、小学生でもわかるような英語で、やっぱ日本語だと暴走族みたいになっちゃうから(笑)、英語にしようぜ、なんて。で、その時に考えてたのが、バンド名を聞いた時に、バンドの音楽性が見えないような名前にしようって。そんで、そこに情感も何にもないね、ただの名前って何だろうなあ？ それでいて小学校高学年ぐらいでもう知ってるような英語の単語、何がいいかなあ？ で、ブルーハーツになったんですよ。何でも良かったんです」 ●ブルーハーツっていうのは誰が出したの？ 「もう憶えてない。だけど、最初は恥ずかしかった。自分のバンド名を、ザ・ブルーハーツっていうバンド名にしたんだなんてダッセー!! とか(笑)。周りはパンクとかモッズの連中ばっかで、カッコいいバンド名つけてるでしょう。だけどバンド名のカッコいいのヤだったから。で『ぴあ』とかのスケジュール表に載った時に、まず目につく名前にしたくなかったんです。すっげーカッコいいバンドだから、そうした場合普通の名前のほうがいい。すっげーカッコいいロックンロールやってる時に奇をてらった名前つけてたら、逆に損すると思ったんですよね」 ●で、そこから初期ブルーハーツの大驀進が始まるわけだけども、あれは自分たちで想像したスケールのものだった？ それとも予想外のものだったの？ 「いやあ、そんなに驚かなかったですね。マーシーに聞いたら『もっとすごいはずだった』なんて言ってたよ(笑)。いきなりもう最初から武道館クラスで、10日間とか(笑)できちゃうような感じだと思ってたって」 ●ハウンド・ドッグかよ(笑)。 「ははははは。でもそれがデビューした年にはそうなるはずだったんです(笑)」 ●で、初期の受け方が偉大なるロックンロール・バンドっていう受け方じゃなかったじゃない？ やっぱり、僕たちを励ましてくれるお兄さんたちブルーハーツ、みたいなのでさあ。まあ熱気はあるんだけどヘンなもんだったじゃない？ 自分たちではどう捉えてたの？ 「そこの部分で、僕もたしかに、すごく煮詰まった時期はありましたよ。今でこそ言いますが。だから、自分の発言の中にわざとトゲを持たせたりね。意識的に攻撃的な発言をしてみたり。～… ※ヒロトの言葉のまま１６に続きます [先頭ﾍﾟｰｼﾞを開く] [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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