※１５から続いてます …～例えば――まあ、これはほんとのことなんだけど――『お前らのために唄ってんじゃねーよ』みたいなことをね。うん」 ●あれ？ いつの間にか人生を応援してくれるお兄さんになっちゃったなっていう感じはあった？ 「まあ、そういうキャラクターだったんだなあ、みたいな。おかしいなあって(笑)」 ●(笑)そういや俺って昔は熱血もの好きだったなあ、みたいな？ 「そうそうそうそう。知らないあいだに俺たち星飛雄馬んなってたのかなあって。そうすると、僕らは失敗例を知ってますからねえ。ロック界における星飛雄馬が失敗する例を見てますからね。ヤベーヤベー。で、ＭＣ減らそうかなって(笑)」 ●ははははは。だけど、別にうそを言ってたわけじゃないじゃない？ 「うん」 ●ヒロトはヒロトの思いのたけを唄ってたし、思いのたけを語っていたわけじゃない？ 「うん」 ●だけど結果がそういうふうになったっていうのはなかなか難しい状況だよね。 「うん。基本的に熱血だったんですね。今でも、だから熱血なんですよね」 ●そうなんだよね。 「(笑)熱血なんですけど、やっぱり音楽でありたいしロックンロールでありたいし、熱血なロックンロールでありたいですね」 ●その時はバンドの中で、けっこうな危機感としてあった？ このまま走ってっちゃうといけないな、みたいな。 「うん。このままキャラクターが先走りすると危ないなあとは思いましたね。やっぱり、僕のＭＣにも問題があったと思う。つい、大きなことを言いますからね(笑)、人前に出ると。それがやっぱすごいインパクトがあったみたいなんですよ。うん。いかんいかんと思って。僕はそういうことで人にインパクトを与えたくなかったんです！ それは、もう音楽を聴いて元気が出ればそれでいいことだし、ライブを見に来て何かを感じて帰ればいいことだし、直接説明するっていうのが良くないんだなあと思ったですね。説明をやめた上で自分の唄った歌で誤解されるんなら、それはもう受け入れるしかないことで。だから他の部分での誤解要因をなるべく作らないようにね。例えば僕がどっかのデモ行進でプラカードを持ってる。ほんっとにこれは僕が正しいと思ったから参加したとする、だけどそこにおいて誤解が生じることもあるでしょう。だからやんないとか。誤解が生じそうなことっていうのは、最近、裂けてますねえ」 ※１７に続きます [先頭ﾍﾟｰｼﾞを開く] [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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