※16から続いてます ●それはひとつの反省という感じなのかな。 「まあ、あんまり反省することのない中」 ●前に話を聞いた時に『ブルーハーツの曲は今まで日本になかったパターンだし、きっと真似するやつがいっぱい出てくるだろう』って言ってたよね。だけど、ジュンスカっていう近い音楽性のバンドはひとつ出てきたけど、ある意味でほかに出てこなかったねえ。やっぱりブルーハーツって簡単じゃなかったんだね(笑)、自分たちが思ってるほど。やっぱりあのメロディー・ラインは書けないんだよ。 「ほーお。そうかあ」 ●たしかにブルーハーツの音楽ってすごい発明だと思うんだ。いちばん最初にあれをやったというのは、一種コロンブスの卵的なもので。で、それでたしかにブルーハーツに触発されてアマチュア・バンドはいっぱいできたわけじゃない? 「俺にもできそうだなあって?(笑)」 ●そうそう。ところができなかったんだよね。 「うん。でもできそうだと思ってくれただけでもすごく僕は嬉しいです。自分がね、何にもできないんじゃないかと思ってた時期があるだけにね。『ああ、俺にもできそうだ!』って思うことがね、世の中にひとつでも増えるっていうのはね、その人の人生を愉しくすると思うんですよね」 ●しかし、『小さい頃、テレビの中の前向きな世界は絵空事で、それに感動してた』って言ってたけど、今となってみればヒロトの本来のキャラクターはテレビの方のやつだったわけじゃない? 「ああ……そうなのかなあ?」 ●そうじゃない! 今の自分の唄ってることとやってることを見てご覧なさいよ。 「まあ、積極的ですね」 ●自分でガンバってるって言えるでしょう? 「ガンバってます。…そうかあ」 ●親に養ってもらおうとは思ってないでしょう?(笑)。 「そうか。じゃあ、僕はテレビの中の人になれたんだあ(笑)。ははははは」 ●だから、ほんとはきっとテレビの方のキャラクターだったんだよね。小学生の時点でも。 「そうかあ。僕、あのねえ『スリー・アミーゴス(邦題:サボテン・ブラザーズ)』っていう映画があるんですけどね。あの映画のワン・シーンでものすごく感動的なのがあって。テレビの中のヒーローだから、ほんとは役者さんなんですよね。だから拳銃なんか撃ったことないし、いつも空砲しか撃ったこっないんだけど(笑)。〜… ※ヒロトの言葉のまま18に続きます [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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