※３から続いてます ●(笑)なんだそれ?! クマかよ(笑)。 「(笑)で、ちょうどテレビが置いてある上に時計があったんです。それで一周して帰ってくる時に時計を見る。で、また一周してまて時計を見ながら帰ってくるんです。でグルグル回りながら『あっ、７時!!』っつってパチッとテレビをつけて『ウルトラマン』見てたっていう(笑)」 ●どんなテレビを見てたの？ なんか闘いものが好きだという話だけども。 「うん。勧善懲悪。これは今振り返ってから自分の傾向をですね(笑)、考察するに。勧善懲悪もので、あと感動もの。もう感動ものには弱いんですよ」 ●しかしそういうテレビを見て、『よし、俺もこういう感動の人生を歩もう』とか思わないわけ？ 「それはもう、だからねえ、絵空事なんですよ。テレビの中の世界なんです。で、そういう道を歩むっていうのはもう数奇な運命をね(笑)、持った人間なんですよ。僕にとってみれば。自分は、まあ平々凡々と。平凡どころかもう、親に養ってもらおうと思ってましたからねえ、死ぬまで。小学校の５～６年までのことですけどね(笑)。働くっつったって『俺に何ができる！』とか思ったしね。就きたい職業もないわけだし。今考えるとね、小学校６年生で就きたい職業があるわけないんですよ。ところが、学校なんかで作文を書くと『将来、何になりたい』って、みんなバシバシッて出てくるじゃないですか。俺、具体的に真剣に考えちゃうんです」 ●(笑)怠情なやつだなあ。積極的なことが嫌いなんだ？ 「あっ、そう！ だから通知表にあったじゃないですか、成績以外に性格みたいの。で、いっつも積極性のところがねえ、いっちばん下なんですよね。積極性・自主性・責任感、この３つがねいっつもダメなんですよ。よく叱られたなあ」 ●だけど、テレビでは積極的で前向きな人生を歩んでるものに感動してるわけじゃない？ これはどう考えても裏表だと思わない？ 自分で(笑)。 「はははははは。だかれ、憧れてるんですよ。憧れじゃないなあ、好きなの」 ※５に続きます [先頭ﾍﾟｰｼﾞを開く] [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
友達に教える [編集] 無料ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞ作成は@peps! |