甲本ヒロト20000字インタビュー



※5から続いてます


●ははは。で、中学だよね? 中学に入ると何か多少変わるわけ?
「中学に入ったら、どうだったかなあ? …面白い話がありましてねえ。やっぱり小学校ん時に、そういう相思相愛ってものに憧れてたわけじゃないですか。で、ある程度『ああ、あの子カワイイなあ』と思う子はいるわけじゃないですか?で、中学んなってねえ、僕がちょっと活発な性格も出てきた頃、小学校ん時に『ちょっとカワイイなあ』なんて思った子がいて、同じ班で席が隣になったこともあるんですよ。その子と中学になって、普通に話ができるようになりますよねえ。そうするとねえ、僕が『小学校の時に隣の席になったことがあるよなあ』なんて話しかけたらねえ、『甲本くんはウチの小学校にいなかった』って言うんですよ(爆笑)」

●はははははは。すげー。
「『えー?!』って。だって1年から6年まで同じなのに(笑)。その子の中には記憶がないんですよね。隣に座ってたのに! それを聞いた時に『あれ?! 俺そんなやつだったんだなあ』と思って(笑)」

●(笑)愕然とするわなあ。
「ビックリしたなあ、みたいな。よその小学校からね、ウチの中学に来た人だと思ってたんだって。もう変身! ですよね(笑)。だからねえ、そういう事実を1コ1コ並べていくとね、やっぱりその時期に自分は何か変わったをだなっていうのをどうしても知ってしまいますよね。」

●ねえ? それはいったいなんだったんだろうねえ、ほんとに。それがロックンロールだったっていうと話はすごく――。
「まとまりやすいんですけど」

●きっとそれじゃないよ。
「うん。でもね、時期的にはすごいそういう時期ではあった、感性が」

●じゃあ、最初にロックと出会ったのは中学校1年になるわけ?
「そうですね。ラジオから聴こえてきたやつ。“ドゥ・ワ・ディディ”、マンフレッド・マンの。もうそれ。あれ1曲目、外国の歌で感動したのは。それまでは、外国の歌っていうのは外人が聴くもんだと思ってたから(笑)。ラジオとかから出てくる外国の歌はね、在日外国人のために流してると思ってたの(笑)。まったく無意味なことだと思ってました。だから聞き流してたんです。ところがですよお、その“ドゥ・ワ・ディディ”のイントロを聴いた瞬間にゾーッって、なんか鳥肌が立つんですよ。涙が出てくるんですよね。わかんなかったんですよ。…〜



※このままヒロトの言葉のまま7に続きます




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