甲本ヒロト20000字インタビュー




※8から続いてます


●最初は何を唄ったの?
「オリジナルです。僕はねえ、コピーじゃなくて自分のオリジナルがやりたいからバンドやりたかったんです」

●そこで唄いたいっていうのは、何か表現したいことがあったわけだよねえ。
「うん。んーとねえ、今でも思うんだけど、僕の唄ってることっていうのは何か漠然としたイメージからニュルニュルっとこう言葉になった感じのことばっかりなんですよね、自分にとってみれば。明確に『これをあの人に伝えたい!』とか、こういう内容を言いたいからこういう歌ができたっていうふうなメッセージっていうのは、実は僕はほとんどないんですよ。ただ何となく、自分の並べたい言葉を単語とか“てにをは”とかを使って並べていった時に自然にできあがる感じなんですよね。で、その時もそうだったんです。傑作でねえ“ジャンピン・ジャップ337”っていう曲があったんです(笑)。337拍子だったんですよ(笑)。ははははは」

●そんなのロックでも何でもねーじゃん(笑)。
「『これだ!』と思って。ラモーンズのダンダン・ダダダン・ダダダダンみたいのカッコいいなあと思って。『やっぱ俺ら日本人だから337拍子だよなあ』なんつって(笑)。ダッダッダッンてやったんだけど、演奏不能(笑)。だから、その337拍子に乗っけて作った歌をね、普通の8ビートで演奏したんですけどね。タイトルだけは“337”ってついてんの(笑)」

●ひょっとしてコミック・バンドだったの?
「違いますよ。マジですよ(笑)」

●で、どういう歌詞だったの?
「……何かねえ、それこそこう♪諦めたとこでおしまいさあ〜とか何かそんなの(笑)」

●(笑)それもよくわかんねー歌詞だなあ。で、バンドをやるっていう時はけっこう決意だったわけ?
「『これでなんかできるだろう!』と思う、そういう感じですね。うん。で、ワン・ステージやってみて『やっぱ行ける!』って(笑)」

●(笑)それを言ってたの自分だけでしょう。周りの連中は何て言ってたの?
「周りの連中にはそんなこと聞かないですよ。とりあえずもう『絶対これは行けるわ』『この感じこの感じ』と思って」

●ふーん。ところで、高校時代に相思相愛はできたわけ?
「できた。1年生の夏くらいかなあ」



※10に続きます




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