１の続きです ●それは思ってるだけで、それに対してはとくに何か対処しようとしてなかったの？ 「いや、全力を尽くしていろいろやってみたよ。例えば・・・ヘンな顔して笑わせてみたりとか、まあ、ヘンな服を着てみたりとかさ」 ●それ何の役にも立たないような気がするんですが。 「(笑)いや、そんなことないよ！煮詰まんないようにさ」 ●それで持ち直したことはあった？ 「うん、何度か」 ●ウソつけ！？(笑)。 「はははは。ほんとだよ！そういうのがバンドの場合は意外と大事だったりする」 ●でも、さっき解散ってラジオの収録中に聞いて俺はマーシーかなと思ったの、この解散の一番の首謀者は。 「はははは」 ●というのはマーシーって昔からメンバーの中ではもっともブツブツブツブツ言ってたじゃん。 「そんなことないよ！」 ●そうだよ。というか、バンドの欠けてる部分とか、バンドの状況に対する批判的なこととかをもう２作目ぐらいのインタビューから平気で言う人だったじゃん。 「うんうん、わりとね」 ●だから、当然今回の解散はマーシーがダメだったのかなと思ったんだけども。意外なことにもヒロトだったという。 「うん」 ●マーシーから見るとその流れってどうなの？ 「う～ん・・・・・・・だから、まあ、時間の問題だったような気もするけど。ヒロトがそう切りださなかったら僕が言ってたかもしんないし」 ●ヒロトとマーシーは４人のメンバーの中ではわりと頻繁に会ってたりけっこう結びつきがあるんだけど。そういう話は全然それまで出なかったの？ 「・・・・うん、あんまりそういうこと話さないからね」 ●一回も出てこなかった？ 「まあ、軽くは出てたよ。なんか『煮詰まるよなあ』みたいな(笑)その程度で、『そうだなあ、俺も』みたいなさ(笑)。で、とりあえず海賊版でも買いに行こう、みたいな。で、２人で新宿西口へ行ったりしてさ、そうすると盛り上がるんだ」 ●そうやってその場その場を済ましてきたわけだ？ 「ははははは。うん」 ●それが済まなくなってきたきっかけとかは何かあったの？ 「とくにこれといった具体的なきっかけはなかったなあ。何となく徐々に」 ●マーシーとしてはその解散という選択はどうだったの？例えばヒロトは自分だけ抜けるってことも想定してたみたいだけど。 「うん。いやあ、でもヒロトが抜けてザ・ブルーハーツっていうことでやってはいけないような気がしたからさ」 ●じゃあ解散だって？ 「うん」 ３に続きます [先頭ﾍﾟｰｼﾞを開く] [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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