2の続きです ●その時には結構悩んだの? 「いや、悩みはしないよ」 ●はははは。 「だって悩むよりも『さあ、これから何をやるんだ!』っていう方が大きいじゃん」 ●で、ヒロトが1人ずつそれぞれ説得したらしいんだけど、そこで解散という結論になって、それから半年ぐらいたってるわけじゃん。 「うん、もっとたってるかな」 ●その間の流れはみんなで決めたことなの? 「うん、それはみんなで決めたよ」 ●いちおう休止して、ラスト・アルバムを作って、それで解散しようよ、みたいな? 「いや、ラスト・アルバムを作る気はなかったんだけどね」 ●そのままやめちゃうつもりだったの? 「うん」 ●じゃあ何でこういうラスト・アルバムを作ることになったの? 「まだ契約が残ってたから」 ●でもそういうことならなおさら最後なんだからブルーハーツとして全員で演奏してパーッと終わろうよっていう風にはならなかったの? 「うん、なんなかったねえ。やっぱりそれぞれの精神状態がそういう方向には行かなかったんじゃないかな、僕も含めて」 ●じゃあ解散の理由としてバンドが寿命としてだんだん疲弊してきたってこともあるけども、メンバー4人それぞれが精神的にバラバラになってたってこともあるの? 「それも僕はあると思うよ」 ●それは何故だと思う? 「・・・・・・いやあ、それは何故でしょうねえ・・・・それは、きっとみんなお互いに対して遠慮してたからじゃないの?わりと具体的なことを決めていく際に、あまり強く主張しなかったんで」 ●以外だよね。やっぱり不動の、一丸となった4人というイメージがあるわけだからさ。 「うん。・・・・・・でも、最初の頃からそういう雰囲気はあったんだよ」 ●それは意外ですね。そんな部分は見せたことなかったしさ、むしろ見せないようにしてきたの? 「・・・・まあ意識的にか無意識的にか、そういう形になってたんじゃないかなあ」 ●じゃあ最初からみんなが思ってるような4人で並んでニコニコみたいな感じではなかったってこと? 「うん。わりとね、ごく初期の頃から」 ●その発言はかなりショックだと思うけどね(笑)。 「そうかなあ?そうでもないよ」 ●(笑)そりゃあんたはそうだろうけど。 「ははははは」 ●それはメンバーそれぞれの目的意識とか考え方が違うっていう部分なの? 「うん、そうだね。だからたぶんそれぞれのロックンロール・バンドの在り方の解釈の違いだったんじゃないかな。やっぱユルかったりキツかったりっていう違いじゃないのかな」 ●ユルかったりキツかったり?(笑) 「(笑)うん、ネジで言えば。ある人はこれで充分しまってると思っても『もっと回るじゃん』とか『いや、これで充分じゃん』とかさ、その程度の違いだと思う。 4に続きます [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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