３の続きです Ｑ，家にドラムを置くのはとうていムリなんですが、叩きたい気持ちがおさまりません。どうすればいいんでしょうか？ 甲本：家出(笑)。 ――もうひとり、東京都のピエラー13号さんからも、「アパートに住んでいるので、ドラムを思いっきり練習できません。みなさんは、こんな時どうしてましたか？」っていう質問が来ていて、「ちなみに私はタウンページで代用しています」っていうんだけどね。 大島：ああ、タウンページをドラムの代わりに叩いてるっていうことでしょ。まあ、そんなもんだよね。練習用のパッドっていうのもあるけど、ベットでも座布団でも、そこらへんにある、音の鳴らないようなものだったらいいんじゃない。 ――やっぱり、アマチュア時代はそういうものを叩いたりしてたんだ？ 大島：オレは、そういうのはやんなかった。やろうと思ったことはあったんだけど、つまんないんだもん(笑)。 ――じゃあ、家では練習しないで、練習スタジオでやっていた？ 大島：いや、ボクは恵まれてて、家も金持ちだったから・・・。 甲本：家が金持ちだったからだってさ(笑)。 ――アパートに住んでいるビンボーな青年とは違う？ 大島：まぁ、ボクんちはねー(笑)。 甲本：じゃあ、おとーさんにがんばってもらおう(笑)。 大島：いや、本当はたまたまアニキがドラムをやっていて、家にドラムがあったからね。アニキの宝物だったから、アニキのいない時にこっそり叩いてたっていう感じかな。だから、皮(ヘッド)まで磨いてたもん、オレ。 Ｑ，初心者はどんなギターを買ったらいい？ 甲本：オールドのギブソン・レスポールで、トラ目のメイプル・トップのもの。でなきゃ、アルバート・キングが使っていたコリーナ材のフライングＶだね・・・。いや、欲しいギターを買えばいいんだよ(笑)。だって、手の届く範囲も考えるだろうしね。 ――ということは、自分の好きなミュージシャンの持っているものと同じ形のものでいいんだよね？ 甲本：そうそう。やっぱ憧れとか楽しみを優先して考えた方がいいよね。”こうでなきゃいけない”っていう決まりはないから。それよりも、”あの人カッコいいな。あんな人になりたいな”っていうようなことで決めればいいんじゃないかな。 真島：でも、この質問はそういうことじゃないと思うんだ。たとえば、チューニングが狂いにくいとか、そういうポイントを教えてほしいんじゃないのかな。で、その人が欲しいのはエレキなの？ ――たぶん、エレキなんじゃない？ 真島：だったら、オクターヴ・チューニングが、ちゃんと合っているとかさ。そういうところだよね。弾いてみてヘンな音がしたら、初心者の人のほうがガッカリしてイヤになっちゃうと思うからね。だから、楽器屋の人によく聞いたほうがいいよ。楽器屋のおにいさんって優しいからさ。 甲本：あと、女のコでも、ショート・スケールのギターじゃなくて、フル・スケール(ロングかミディアム・スケール)のほうがいいと思うよ。 真島：でもさ、なんだっていいんだけどね。好きなのを弾けば。 ――そこに戻るか(笑)。じゃ、次の質問。 Ｑ，ＣＤからベースの音がよく聴こえません。だから、耳コピーができません。どうしたらいいんでしょう。 調：ステレオの低音を上げてください(笑)。オレも前はそういうふうにしてやってたよ。 ５に続きます [先頭ﾍﾟｰｼﾞを開く] [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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