4の続きです ・・・僕は全面的に信頼してるよ、マーシーの表現には。僕もいろんな表現・・・すごい身勝手に好き嫌いで表現を判断するから『この絵好き、この歌好き、この映画好き、この小説好き。でもこれは嫌い』とか自分なりのひねくれ方も含めて撥ねちゃうものはどんどん撥ねちゃうけど、マーシーの持ってくるものは全面的に信頼してるよ。ロックンロールだから、それは。結果的に僕とマーシーは10年以上つき合ってることのよさがそこにあるのかもしれない。けして全部いいとは思わないんだ、人が長くつき合うってことは(笑)」 ●ははは。でも寂しい曲がいっぱいありますよね、この中に。 「・・・かもしれない。人はそう言うかもしれない」 ●それは違いますか? 「いや、違うとは言わない。でも僕は、寂しかったり悲しかったりする、それが表現の出発点のきっかけになってたとしても、それだけが伝わる表現ってあんまり好きじゃないんだよ、やっぱり。でも僕は興奮して歌ってて楽しい。寂しいと思って歌ったりしないよ」 ●それこそブルーハーツ時代から? 「・・・そうだね、うん、ブルーハーツのときも、もうめっぽうあのバンド好きだったし、いろんなファンレターもらっても『バカヤロー、俺が一番好きなんだ!』って思ってたし(笑)」 ●あははははは。で、その姿勢を自分で明確に出していったのがハイロウズですよね。人に言われる前に自分で好きって言っちゃえっていう(笑)。 「そうそうそうそう。バンドってそうだよ、でも。バンドは自分を表現するための道具じゃないよ。バンドがやりたいんだよ、僕がバンドをやるための道具だよ(笑)。で、やっぱ興奮するかどうかっていうメンタルとフィジカルがガップリ四つに組む瞬間ってあるじゃん?それを楽しいと思えればそれでいいや」 ●こうやって話聞いていると、その自分らのスタジオに関しては遅咲きでよかったですよね(笑)。 「そうなんかなあ、なんでえ?」 ●まだまだやれることがいっぱいあると思う。 「そうだねえ、いやあ、死ねないんだよ〜(笑)」 ●わははははは! 「くたばるわけにはいかないんだよ〜(笑)。面白いよー、めっちゃめちゃ面白い!」 6に続きます [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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