4の続きです ●そうですよね。で、僕はそれこそがパンクだと思うんですよ。 「(笑)」 ●パンクっていうのは、あの８ビートの速度であったりとか、アナーキックなボキャブラリーを持ってくることじゃなくて、やっぱり自分をとことん管理してそれを厳しい形で表現にできる人が俺はパンクということを名乗れる人だと思うんですよ。 「ああ・・・そうだね。っていうか僕も・・・そう思う、うん。人間は、例えば１人では生きていけないって考えももちろん共感できるとこもいっぱいあるけど、でも１人だって生きていけるんだぜっていうさ(笑)。んっ、素晴らしい！」 ●これをやらないとハイロウズっていうのは、そろそろバンド内での危機が生まれたかもしれないですね。 「うん、かもしれないね。少なくとも少なからずの不自由はそろそろ感じ始めていた頃だから、うん」 ●例えばブルーハーツのときっていうのは、そこでそういう軌道修正をされなかったですよね。で、最終的に終わってしまいましたよね。 「うん」 ●やっぱりそれが今回、真島さんの気持ちの中で教訓っていうかそういうものになってたりしてるんですか？ 「・・・んー、っていうか５年やってきて４枚アルバム作ってきて・・・わかんない、こういう言い方すると傷つけてしまうかもしれないけど、このメンバーなら大丈夫だと思ったんだよね。なんでんもできるじゃんって」 ●ロックンロールとロック・バンドを続けるのはすごく過酷ですよね。 「うん、大変だよね。死んじゃう人もいるくらいだからね(笑)」 ●で、ヒロト＆マーシーっていう１つの絆は15年間続いてきたんですよね。常に時代と向き合って、自分と向き合ってそれに正直でありながら前を走り続けていく表現を生み続けてくれる人は日本に今までいないんです。 「・・・空前絶後ですか！あ、絶後じゃないか(笑)。そう言われるとやっぱり嬉しくなっちゃうなあ。それはとっても嬉しい、うん。ワン・アンド・オンリーなんじゃないかなってのはいいよね。ありがとう」 ◆終◆ [先頭ﾍﾟｰｼﾞを開く] [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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