※13から続いてます ●それは20歳前後? 「そうそう。『人間嫌い』とかそういう本読んでさ(笑)」 ●状況の変化が生まれるなは何を切っ掛けにしてなの? 「…何だろう…切っ掛けは特になかったんだけどさ…バンドをやりたいっていうのはやっぱ核にあるわけじゃん? で、いつまでもこんなことしててもしょうがねえなあなんて思ってさ、それでまたやり始めたのかな」 ●相手はどういうふうにして見つけたの? 「杉浦君をギターにしてさ、ドラムは隣の高校に行ってたやつで篠原太郎っていうんだけどさ、そいつはその頃から楽器何でも上手かったから、『とりあえずドラム叩いてくんない』とか言って、で3人で始めたのかな」 ●それはどれくらい続くの? 「それは2年ちょっとぐらい。途中でメンバーが入れ替わって4人編成になったりしてさ」 ●人前で演奏したりはしたわけ? 「したよ。ライヴハウスとかにも出始めたし」 ●反応はどうだった? 「んー、まあまあだったんじゃないの?」 ●固定の客とかはいるの? 「そうだね」 ●そうすると精神状況もかなり違ってくるでしょう。 「うん、明るく前向きなってきた。何かモッズの子達に受けてたんだよね、『さらば青春の光』っていう映画が封切られて、東京にもああいうスクーターに乗った一団がいてさ、その辺から受けてたみたいよ」 ●当時マーシーの頭にあった音楽によって自分を表現するというのは、例えば、ロックンロールやればいいんだって感じなのかな、それともピストルズから受けた影響で自分の世界観をぶつけて何かやってやるって感じなのかな。 「ロックンロールやればいいやみたいな感じ」 ●歌にメッセージとか何とかっていう発想はなかった? 「うん、全然なかった」 ●その時点では、自分自身の世界観と音楽というのは別個のものなの? 「うん、やってる音楽は全然違うことやってた。でもそれもまた好きだしさ、そういう少人数でビートの利いたシンプルなやつっていうの」 ●でも、どツボの時代に価値観を共有できる相手がいればいいなあという欲求は誰でも持つわけだけど、それはマーシーにはいないわけじゃない?そうすると、自分の世界観としてその時に、それはもういないんだと暗くなるか、それともいつかそういうやつと出会うことができるんだろうなと希望を持つか、どっちだったの? 「ん? 希望持ってたよ」 ※15に続きます [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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