※14から続いてます ●たまたま今は運が悪いからっていう感じなの? 「ていうか、あんまり外に出て行かない人だったからさあ、これじゃ巡り合うやつにも巡り合わねえなと思ってた(笑)」 ●俺は決して1人だとは思えない感じ? 「うん、そうそう」 ●きっと似たようなやつがいるだろう、みたいな。 「そう思ってたなあ。周りにはいなかったけどさあ、ライブハウスとかに――僕フリクションっていうバンドが好きだったね――それ観に行った時とかもさ、それ観に来てるやつと結構話できそうだなと思いつつも気弱だったからさあ、そのままトボトボ歩いて帰って来てさ(笑)、『ああフリクション良かったな』とか1人でブツブツ言いながらさ(笑)。あんま話しかけられなかった」 ●じゃあ、時さえ来れば出会うことができるんだという。 「うん。RCサクセションもそんな歌うたってたからさ、RCも好きだったからさ僕」 ●で、そのバンドはそのまま転がしていこうと思ってたわけ? これでデビューしたいな、みたいな。 「そうそう」 ●そのための色々なことはやったの? 「やったよ。リボンっていうRCのいた事務所あるでしょ? あそこにテープ持ってったら気に入られてね、一時期面倒みてもらってたよ」 ●その時のバンドの名前は? 「ブレイカーズ」 ●給料もらったりしてたの?「もらってたよ」 ●俺はミュージシャンだぜ、みたいな。 「そうそう、俺はそこらのアマチュアの人とは違うんだよ君ィ、なんて(笑)」 ●具体的な活動はどういうの? 「相変わらずライブハウスでやってた」 ●食べて行けるような給料だったの? 「もう十分だったよ。8万円ぐらいもらってたもん、で家賃1万5千円だし」 ●その状態はいつぐらいまで続くの? 「84年の秋ぐらいまでじゃないかなあ」 ●どんどん地味になって行ったわけ? 「そうだね。割と閉鎖的なところで受けてたバンドだからそれ以上の広がりはなかったね」 ●で、リボンから『お前ら駄目だ』とか言われたわけ? 「そうそう。でレコード出す話も決まってたんだよ、でもそれも何か駄目になって、どういうことなんだろうとちょっと思ったけどさ、まあいいかあみたいなさ(笑)」 ※16に続きます [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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