※１９から続いてます ●その時点で完全にイケるって感じなの？ マーシーの中では。 「うんうん、もう絶対だろうと。前も言ったけど、来年の夏にはストーンズと一緒にアメリカ回ってるだろうと(笑)」 ●(笑)それはマジだったの？ 「うん」 ●でそれからどうなって行くわけ？ 「河ちゃん入るまで知り合いの人に頼んでベースやってもらってて、で８月ゆ河ちゃんが入って。盛り上がってたねえ(笑)、お客さんもどんどん増えるしさあ」 ●その頃の観客動員ってどれくらいだったの？ 「どれくらいかなあ…屋根裏に２、３百とかそんなもんじゃないかな」 ●その段階で曲のストックは相当あった？ 「ううん、あんまりなかった(笑)」 ●気分は盛り上がるだけ盛り上がってたわけ？ 「盛り上がってたけど、僕はほら、前に１回そういうことあったから冷めてる部分もあったよ」 ●それまでずっとマーシーは１人だったわけじゃない？ ある意味で初めて出会った価値観共有の他人なわけじゃないヒロトっていうのは。そういう彼とバンド活動してた１年間っていうのは、これまでの人生の中に於ける１年間とは全然違ったわけ？ 「違ってたなあ、うん。人生がエキサイティングだったよ(笑)」 ●じゃあ、いつも夜遅くまで一緒に話してるって感じだった？ 「大体いつも一緒にいたなあ」 ●20年分のコミュニケイション・ブレイクダウンを一気にそこで爆発させてるって感じ？ 「そんな感じだったかもしんないね。でもやっぱりほら、そんなに全部が全部話合うわけじゃないからさ、やっぱりそこでも…一抹の寂しさみたいなさ、やっぱ拭い切れない部分はあったよ」 ●それはもう一生引きずって行くんだねきっとね。 「そうそうそうそう。それはもう、しょうがないじゃんねって感じかな」 ●ただ昔の寂しさとは全然違うよね。 「うん、そうそう」 ●じゃあ、ある意味で毎日が楽しいよね。 「楽しかったよ」 ●過去形で言わないでくれる？(笑)。 「(笑)。自分らでビラとか貼りに行ったりライヴハウスにブッキングしたりさ、対バンとかも自分達の気に入ったやつとか選んでやったりとかさ、色々すげえ楽しかったなあ」 ●マーシーの曲作りの方法論もそこの段階で変わったのかな。例えば『アイ・ラブ・ユー、アイ・ニード・ユー』からもっと自分の思ってることを言う、というふうに。 「ああ、そうだねえ」 ※２１に続きます [先頭ﾍﾟｰｼﾞを開く] [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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