※20から続いてます ●それはヒロトの影響が大きいの? 「おっきいんじゃないかなあ、すごく。あと俺なんか狡いからさあ、そうかこういうことうたえば受けるんだ、みたいなのもあったよ」 ●そうなんだ? だけど基本的には自分の思ってることなんでしょ。 「まあそうだね、でもまあ…こういう歌うたえば受けるんだな、みたいなところも未だにあるよ」 ●例えば“イメージ”みたいな曲を作ると受けるんだなとか思って作る? 「あれは違うけどさ」 ●“平成のブルース”をうたうと受けると思って作る?(笑)。 「ああ、あれも違うけどさ(笑)。いややっぱ…全部が全部本音で正直じゃないよみたいなさ」 ●なるほどね。いわゆる前向きなラヴソングみたいな、ブルーハーツ予定調和パターンっていうのあるよね? それに関してはお客さんのニーズがあるからうたおうという、そういう計算もある? 「うん、うん」 ●だけど、そうは言いながらもあれは本心でもあるわけじゃない? その辺は幾分屈折してるんだ。 「うん。何て言うのかな、360度回っちゃってるっていう感じかな、180度ぐらいだったらあんな歌詞にはなんないじゃん? 360度…720度ぐらい回っちゃってんじゃないかな(笑)」 ●(笑)ヒロト的な割り切り方に対する屈折感みたいなのもあるよね、マーシーの中にね。 「ああ、そうだね」 ●彼もあれを100%信じてるかっていうと、そうかなあ?って気はするけども、マーシーほどの屈折感はないよねヒロトの場合はね。ていうか屈折の仕方も全然違うよね。 「そうだね」 ●ヒロトと自分との距離っていうのは常に頭の中にある? いい意味でも悪い意味でも。 「うん、あるよ」 ●ヒロトの中にもあるのかな? 「どうかなあ、あるんじゃねえかなあ」 ●その辺がブルーハーツの強みだよね。 「ヒロトは…あいつよくわかんないよ、頭良すぎるから」 ●ああいう人間が横にいると、刺激にもなるしプレッシャーにもなるよね。 「ああそうだね。鬱陶しいやつだなこいつ(笑)とかやっぱ思ったりするしさ」 ●だけどやっぱりすげえなという。 「そうそうそう」 ●ファースト・アルバムが出て、メジャー度はともかく巷の話題的な感じで『ブルーハーツ的な若者達が云々』というふうな社会現象まで引き起こしたでしょう? その辺の状況はどういうふうに思ってたの? 「面白えや、放っとこう、と思ってた」 ※22に続きます [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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