真島昌利2000字インタビュー

*21


※20から続いてます


●それはヒロトの影響が大きいの?
「おっきいんじゃないかなあ、すごく。あと俺なんか狡いからさあ、そうかこういうことうたえば受けるんだ、みたいなのもあったよ」

●そうなんだ? だけど基本的には自分の思ってることなんでしょ。
「まあそうだね、でもまあ…こういう歌うたえば受けるんだな、みたいなところも未だにあるよ」

●例えば“イメージ”みたいな曲を作ると受けるんだなとか思って作る?
「あれは違うけどさ」

●“平成のブルース”をうたうと受けると思って作る?(笑)。
「ああ、あれも違うけどさ(笑)。いややっぱ…全部が全部本音で正直じゃないよみたいなさ」

●なるほどね。いわゆる前向きなラヴソングみたいな、ブルーハーツ予定調和パターンっていうのあるよね? それに関してはお客さんのニーズがあるからうたおうという、そういう計算もある?
「うん、うん」

●だけど、そうは言いながらもあれは本心でもあるわけじゃない? その辺は幾分屈折してるんだ。
「うん。何て言うのかな、360度回っちゃってるっていう感じかな、180度ぐらいだったらあんな歌詞にはなんないじゃん? 360度…720度ぐらい回っちゃってんじゃないかな(笑)」

●(笑)ヒロト的な割り切り方に対する屈折感みたいなのもあるよね、マーシーの中にね。
「ああ、そうだね」

●彼もあれを100%信じてるかっていうと、そうかなあ?って気はするけども、マーシーほどの屈折感はないよねヒロトの場合はね。ていうか屈折の仕方も全然違うよね。
「そうだね」

●ヒロトと自分との距離っていうのは常に頭の中にある? いい意味でも悪い意味でも。
「うん、あるよ」

●ヒロトの中にもあるのかな?
「どうかなあ、あるんじゃねえかなあ」

●その辺がブルーハーツの強みだよね。
「ヒロトは…あいつよくわかんないよ、頭良すぎるから」

●ああいう人間が横にいると、刺激にもなるしプレッシャーにもなるよね。
「ああそうだね。鬱陶しいやつだなこいつ(笑)とかやっぱ思ったりするしさ」

●だけどやっぱりすげえなという。
「そうそうそう」

●ファースト・アルバムが出て、メジャー度はともかく巷の話題的な感じで『ブルーハーツ的な若者達が云々』というふうな社会現象まで引き起こしたでしょう? その辺の状況はどういうふうに思ってたの?
「面白えや、放っとこう、と思ってた」


※22に続きます



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