※8から続いてます ●それは音楽として? それとも考え方として? 「全部。音楽もすごかったしファッションもカッコいいと思ったしね、いわゆるラジカルな姿勢っていうのもすごく共感できた」 ●自分の中にあったモヤモヤとしたやり場ないフラストレーションみたいなものが方向性を見出したっていう感じ? こっち行きゃいいんだ、みたいな。 「そうそうそう、今思えばとんでもない勘違いだったかもしれないけどさ(笑)。でもとりあえず元気は出たよね、『オー、来たよ』とか思ってさ」 ●共感した仲間は多かった? 「全然。一緒にバンドやってたやつも全然興味なかったしね、学校でも悲惨なもんだったよ、聴いてるやついないんだもん。学校の友達の中では、一応バカにする対象としてはパンクっていうのはあったみたいだけどさ。真面目に聴いて…まあ真面目に聴くってのもおかしいけどさ、ちゃんと聴いてたやつとかいなかったよ」 ●孤独感っていうのはその辺から? 「そうそうそう、そこでまた出てくるわけ、ちょっとね。ほんとパンクとか好きなやつ周りに誰もいなかった」 ●自分自身のそういうパンクなんかにのめり込んでる価値観はちょっとアブノーマルだな、みたいな感じになってくるわけ? 「ううん」 ●俺のほうが正しいみたいな? 「そう、絶対正しいと思ってたもん。学校にラジカセ持ってって『てめえらピストルズ聴け!!』って聴かしてさ(笑)」 ●(笑)『それで?』とか言われなかった? 「そうそう(笑)。『うるさいからヴォリューム小さくて』とかさ(笑)」 ●『あっそう』とか言っていきなり小さくしちゃったわけ? 「そうそう、『はい、すみません』とかって(笑)」 ●(笑)自分自身の価値観をみんなと共有したいっていう欲求は強くあるわけじゃない? 「そうそうそう」 ●だけどそれは実現されないわけじゃない? やっぱり1人寂しくなっちゃうわけ? 「なってたよ」 ●だからといって学校で友達がいないわけではないんでしょう? 「うん、友達はいたんだけどね」 ●そうなっちゃうと表の自分と裏の自分というのを使い分けて行かなくちゃいけないわけだよね。 「そうそう、使い分けてたよ。で、たまに裏の自分が出ちゃったりするとさ、一気にその場が白けちゃったりして(笑)」 ※10に続きます [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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