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年賀記念2010(LT.GN.JA)
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ア「あけましておめでとうございますっ!たーいさ♪」

ジェ「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いしますね、アニス」

ア「勿論です!!」

ジェ「ところで。ここの管理人が年賀フリーを置くとか言ってますよ?」

ア「はぁ?どーせまたろくでもない駄文でしょ?」

ジェ「仕方ありませんよ。ああ、ちなみにCPはルクティア・ガイナタ・ジェイアニだそうです。さて、興味がある方が万が一、いらっしゃいましたら下へスクロールして下さいね」

ア「ね♪」









【初詣は手を繋ぎましょう】


「たーいさ♪初詣連れてって下さいっ!」

明るい声で元気に、ある部屋の布団をはがしにかかったのは、アニスだ。


「おや。わざわざ私をたたき起こさなくとも、お祭り好きな王族でも連れていけばいいでしょうに」

「私にルクティア・ガイナタのカップル妨害しろってゆーんですかぁ?」

「ああ…それぞれ恋人同士になったんでしたね。それでは、ここの恋人同士も出かける事にしますか」

「やったぁ♪」






〜ルクティア〜


「う〜さみぃ…てか列、長すぎじゃね?」

「…………」

返事がない。

「…ティア?」

「…えっ?あっご、ごめんなさい!」

よそ見をしていたティアが慌てて返事をした。


「何みてたんだ?」

「なっ何でもないの!///」

先程のティアの視線の先には、雪だるま。

「…雪だるま?」

「あ、あれ雪だるまって言うの?」

「うん。俺も見たのは初めてだけど…ガイが前に教えてくれたんだ」

「…可愛い…///」

ティアの目はハートになっている。
そんな可愛いティアを見て、無意識にルークは彼女の手を握っていた。


「…る、るーく???」

「…///…えっと、んな列に並んでんの面倒くせぇし、雪だるま作りに行こうぜ!」

「えっ?いいの?」

「いいの!行くぞ!」

「…うん、ありがとうルーク」

二人の手は、ぎゅ、としっかり握られていた。





〜ガイナタ〜


「ひ、ひいぃぃぃっ」

人混みのなかで情けない声を上げているのは、ガイ。

「仕方ないではありませんか、ガイ。初詣に人混みはつきものですわ。女性とぶつかるくらいで、怯えないで下さい」

「そ、そうは言ってもな…」

ぎゅ。


「なっナタリア!?」

ガイは驚いた。ナタリアが、手を握ってきたからだ。


「私の手なら多少は大丈夫でしょう?」

「あぁ…それはまあ」

「私の手だけを意識していて下さい。他の女なんかに気付かないくらいに」

「嫉妬かい?」

ガイが悪戯っぽく笑った。

「ち、違いますわっ///」

「嘘だよ。ありがとう、ナタリア」

「…私は、貴方の恋人ですから。」


「…はぐれるなよ?」

「それは私の台詞ですわ!」


二人は顔を見合わせると、くす、と笑いあった。





〜ジェイアニ〜


「大佐ぁ〜手繋ぎましょう?」

「アニスがそんな事いうなんて珍しいですね」

「だってはぐれそうなんですもん〜」

「アニスは小さいですからねぇ♪」


「ぶーぶー……って、や、ばっ…」

人混みがいきなりジェイドとアニスの間に割り込んできた。

「もうー!大佐ど、こ…」

ひょい。

「ふぇ…っ?」


急にアニスの視界が高くなった。

「ほらほら。ちゃんと掴まっていないと、落ちてしまいますよ」

そう。ジェイドがアニスを抱き上げたのだ。

「な、何してるんですかぁ!?」

「これなら、絶対はぐれませんから」

「けど…悪目立ちしてるじゃないですかぁ…////」

「見せつけてやればいいのですよ♪」

「…大佐の馬鹿///」


人混みの中には、ジェイドの首に手を回したアニスとアニスの腰に手を回したジェイドという、親子のような恋人のような怪しい二人組がいたとか。





おわり。
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