【山ヒバ】 夜も更けた時間。 雲雀は肌寒さを感じて目を覚ました。 そろそろ薄手の肌掛けでは寒くなってきた。 小さく身震いをする。 「ヒバリ…?」 と、傍らから自分の名前を呼ぶ声が。 そちらへ視線を向けると隣で眠っていたはずの男がうっすらと目を開けていた。 「眠れないのか?」 そう言って雲雀の頬に触れる手は、暖かかった。 「冷たいな、寒かったのか?」 ひんやりとしたその頬に触れた男はぎゅっと雲雀の身体を抱き寄せる。 心地よい熱が、冷えた雲雀の身体へと移っていく。 「これなら、寒くないだろ?」 温かなその腕につつまれて、厚手の布団を用意するのはもう少し先でいい、と、再び訪れた睡魔に雲雀は身を委ねた。 【終】 君の温もりを感じられるなら、悪くない。 ツイッタ―で流したやつ。 ちょっと修正したけど。 01:44 コメント(0) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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