【「CDR」(1999)】 曲目 @雨女 AジュースのムーンB空 C柘榴 D一服 Eランタン Fシリウス G映画 H湖月 I正午 いまから10年前の1999年5月に 完成したはじめての自主制作CD (…R(-o-;)) 作り始めたのは前年1998年。僕は東京の下北沢に住んでいて、アンティノックというリハーサルスタジオに4trのレコーダーを持ち込んで作業を始めたのを覚えています。 Gのドラムから録音をしました。 このアルバムは 正に僕の人生の過渡期の作品です。 Gと@を作り上げる直前にレコーダーが壊れ、98年12月末には東京を離れ、福岡へ帰ってきました。 コンセプトは 「自分の現時点の音楽を100%出し尽くす」というものでリスナーの存在や他者の意見をシャットアウトして、作詞作曲、編曲、演奏、ボーカル、コーラス、録音係、ジャケット制作、に至るまで 全てひとりでやりました。 正直言って1999年当時、僕は精神的に完全に行き詰まりつつありました。 前年まで東京で展開していた音楽活動が失敗というより、あまりの自信喪失で 続行出来なくなり ほぼ10年ぶりの福岡には昔の友人もほぼ壊滅し、仕事も住むところも、全てがなくなった状態でした。 この先、音楽を続けてゆく情熱が萎えていた中で、これだけは作っておこう!と思いながら、このアルバムを作っていました。 城南区別府にアパートを借りた僕は 近所のWHOという楽器屋で一番安い8trのレコーダーを買い、そこのリハーサルスタジオにほぼ1ヶ月半、約60時間通ってレコーディングをしました。空いてないときは祖原のバードランドを使いました。 短期のアルバイトを掛け持ちしたり、失業保険をもらって生活しながら故郷であるのに、ほぼ誰も友達のいない状態で 生きるためのモチベーションはレコーディングだけでした。 完成した時、感動のあまりWHOの店員さんと抱き合って泣いたか?というと いや泣けませんでした。 なんか気が抜けてしまいました。 それまで 僕を動かしていた 「自分には音楽の才能があるんだ!」という切ないまでの 思い込みが、この時に大崩壊しました (/_;)/~~ こんなものしか 作れないのか… 正直な感想です。 (身も蓋もないところで一度終わります。ライナーノートは続きますm(_ _)m) [感想を書く] [最新順][古い順] 感想はありません <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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