diary2

2019年3月27日(水)
【3/23(その3)】
3/23(その3)


二番手はウエムラ×ケンジくん。
2年連続で出演してくれました。
去年彼は「6・19」にも出てくれましたが、
天神のgrafで行われたイベント本編だけでなく
6月19日の昼間に
天神の光円寺というお寺の
福岡大空襲追悼法要に呼ばれてミニライブしたときにもウエムラくんも
ゲストで出演してもらいました。

90歳に近い、実際に福岡大空襲に被災した方々もいて、その人たちの前で
歌うという不思議な、貴重な経験を
してもらいました。

とても熱心にイベントに参加してくれて、これからも参加したいと話してくれたけど、お互い働きながら音楽をしているわけで今年の「6・19」は
難しいみたいですが。そういう気持ちを表明してくれる人が現れて、僕としては
自分のやってきたことが少し伝わったような気持ちがして嬉しかったです。


ウエムラくんは福岡市出身福岡市育ち、っていう僕と同じような子供時代を過ごしています。学年が6個違うのかな、でもまあまあ近い、平成よりも昭和末期の世代(笑)

戦争についてのイメージは
育った時代やその時代の教育に
強い影響を受けるのではないかと
僕は思うのですが、ウエムラくんと僕は「平和授業」というものが福岡市の小中学校でまだ一般的だった時期に育っています。

ウエムラくんは僕と同様
「頓田の森」の事件や福岡大空襲の史実を調べて、そこに自分なりの視点から感じるものを加えて再構築するスタイルのオリジナル曲を作り始めました。
だけどそこに、独自の切り取り方が
あります。
この日演奏された曲のセットリスト
です

1 飛行機乗りの夢
2 SA KU RA
3 シンボル
4 コブシの花
5 歩くスピードで
6 ウィルス


同じ出来事からインスパイアされ
楽曲にするにしても
音楽表現の仕方から
僕のとは全然違う雰囲気の作品ができてきます。
これこそ僕はソングライティングの
面白いところだと思います。


戦争を、遠いもの、触っては失礼だと遠ざけようとするような人たちの中には、「曲の題材にするなんて」不謹慎だっていう抵抗感を感じる人もいるようですが

大昔から現代に至るまで
人々は
戦争や災害や不況や貧困や
奴隷たちの絶望感を
歌にしてきました。
それが民謡やフォークソングやブルースの歴史でもあるわけで
それがソングライティングの大切な役割だと思います。

「トンタの森で会いましょう」において僕らがやっていることもまたその大きな流れの中にあるとも言えると思います。



作品作りも取材をきちんとすることはに、史実に基づくテーマのイベントでは大切で、けっして疎かにしていいことじゃない。その点ウエムラくんは
きちんと現地で見たり調べたりして
から作品をつくる。
僕の方がウエムラくんの姿勢を見習いたいと何度も思いました。


たぶんこれだけ読むと
当日のステージでのウエムラ×ケンジの姿とは別人のようにしか
伝わらない気がします(笑)
ライブでは彼は
豹変するのです。
いや本当の姿になるのでしょうか(笑)
アジテーターというか
ロックンローラーというか
佇まいから
歌の合間のユーモラスな
トークから

どんどん自分のスピード感に会場を巻き込んでいく感じです。
23日のライブはきっと本人も手ごたえを感じたステージだと思います。

僕のイベントが
ウエムラくんにとって
新たな発見や可能性を感じるものに
なってくれていれば
これほど嬉しいことはありません。

(つづきます)



3/27^05:34
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