diary2

2019年3月29日(金)
【3/23(その6)】
3/23(その6)



「(とりあえず6年目の、)エピローグ」

不思議な気持ちになります。
なぜかここ数年、
「トンタの森で会いましょう」に出演してくださるミュージシャンたちが
現地で感じたことを曲にしてくれる。

それは彼らの音楽の一部になり
他の日に、他の場所でライブを聴いているお客さんの耳に届いて、その人にも頓田の森で起こった出来事を伝えて行く。

こちらがお願いしたり注文したわけではない。結果的にそうなっている。
そもそも僕も初めて頓田の森で
柔らかな緑色の景色の中で風に揺れる花園の花々を観て、だけどそこに地面を深く掘り返す程の大ききな穴を開けた爆弾が炸裂して、何もしていない子供達の命を奪った幻の映像を重ねて、
「トンタの森」という曲を作って
それがイベントを始めるきっかけになりました。

ただ僕たちはある出来事を知り、現地を訪ねた。それだけです。
僕には人間が戦争をやめるための知恵もわからないし、いい方法もしらないし、やめさせたりはできないのかもしれません。

だけど「忘れないでいる」「憶えている」ことはできます。「知って調べる」ことや「訪れる」こともできます。

戦争で亡くなった子供達を
蘇らせたりはできない。
だけど彼らのことを思い出して
二度と彼らのような運命を
現在、未来を生きる子供達に
起こさないように
なんとか
しようとすることは
できるはずです。

ただのアマチュアミュージシャンに
なにがわかる?
ただ自分たちのために
歌いたいだけじゃん?
あるいは
僕たちが実際の歴史の
出来事を勝手に
自分たちのために利用しているとか
心よく思っていない方も
いらっしゃるかもしれません。
色々な印象を与えているのかもしれません。

だけど
幸せなことに6年間
こんな僕の思いつきを
嘲笑いも否定もせず
一緒になって伝えてくださった
ミュージシャンたちが
いました。
場所を与えてくださった
ライブハウスと店主の方がいました。
足を運んで観てくださり
励ましてくださったひとたちが
いました。
ありがとうございます。
あなた方の力をかりてしか
僕はこのイベントを
続けることはできませんでした。

僕には直接朝倉市や筑前町や
頓田や一ツ木に住む親類も知人も
ありません。地元で頓田の森を維持する活動している方にも面識はありません。

勝手ながら
このすぐ近くの町で起きたかなしい出来事を知らない人がいっぱいいる
この福岡市の人びとに伝えようと
断りもなく
自分で始めたイベントです。

10年続けてみようと思います。
それが出来たら、どなたか朝倉で頓田で活動なさっている方に
福岡市でこんなことをやっている者です。と胸を張ってお話しできるかもしれないと思います。

「トンタの森で会いましょう2019→1945」ご協力いただいた皆様に改めて心より感謝を申し上げます。

31人の失われた命に改めて深く祈りを捧げたいと思います。

これが3/23のレポートです。
ここから続いて来年以降のこのイベント、それから6月に続けているもう一つの主催イベント「6・19」の今後に
ついて、僕のいまどうしてもお伝えしたいことを番外編として書いていきます。これはもはや音楽の話から脱線して、政治や軍事や社会のことまで書いたりするかもしれません。
ご興味ない方には申し訳ありません。
でももし
ゆっくり時間あるときに
目を通してくださったら
ありがたく思います。



3/29^21:14
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