diary2

2019年12月28日(土)
【12/27】
120人くらいの人が
毎日見てくれてるようです。
でも12人くらいしか
見てくれるような知り合いはいない気もするので
みんな10回ずつ見てくれてるのかな、なんて思ってみたり…

とにかく嬉しいです。ありがとうございます。2007年からだらだら
続けてるんですよ、このホームページ。

さてももうじき終わる2019年。

今年出会った音楽的な出会い。
The Tragically Hip(とその中心人物Gord Downie)

日本や英米ではほとんどメジャーな感じでないけど地元カナダでは30年間で
アルバムチャートに10枚のアルバムを
トップ10入りさせているビッグネームらしい。


まあそんな枝葉末節はよいとして
じゃあまず何のアルバムから聴いてみるかなあ、と考えて
解散した2017年の前年、2016年にリリースされたラストアルバム
「Man Machine Poem」を選びました。

なんで最初でなくて最後のアルバムからか?

それは発売時にメンバーが50代の始めであったというのが大きい。

僕は来年49歳になるのですが
この世代の人がバンドでアルバムを
発表するとして
どんなものを作ろうとして、どんなことを歌おうとするのだろう?


ということに関心がありました。

きっとこのバンドなら
ありきたりな、長年の夢を叶えたぜ!とか、まだまだ続けるぜ!みたいな
内向きな自己顕示ではない
深いところを探ろうとするような
作品を作っているに違いないと
思いました。

それは僕にとって
灯台の明かりみたいなものです。
40代から50代、まだまだクリエイティブで居続けることが
できるのか。


結果的に愛聴盤となっている
このアルバム。

聴くたびに驚かされるのは
30数年間にわたり同じメンバーで
活動し、作品を作ってきたバンドにもかかわらず、
楽曲から、演奏から、
惰性や倦怠感が聞こえてこないこと。
ずっと共に活動を続けた5人の
ボーカル、リードギター、リズムギター、ベース、ドラムスの
アンサンブルをシンプルに前面に
しかし音作りはしっかり2016年の
音楽的なテクスチャーを感じます。

最後の曲、このバンドとしても最後の曲が、このタフな混沌の世界を、進んでいく人々へ、じんわりと、しかし確かなパワーを与えてくれる曲で

30年続いたバンドのラストソングが
こんなふうに締めくくられていることが、ひたすらかっこいいと感じました。

(もちろんこのアルバムを完成したばかりの段階では彼ら自身まだ
次の将来に訪れる終焉を
予期していたわけではなかった
ようですが。)





12/28^03:51
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