diary2

2022年11月8日(火)
【11/8】
11/20の福岡市長選の選挙公報が来ました。

現職の高島宗一郎氏48歳に
野党共闘の元立憲民主党市議
田中しんすけ氏44歳
前回参院選で
N国党から出馬して落選した
熊丸英治氏53歳

の3候補。
またもやおっさんばかりです。
前回衆院選の福岡2区と同じ
アラフィフ(田中さんは44だが)
のおっさん。

政治がいい方向に変わる期待感がしません。

それでもこの3人から選ぶとしたら、誰に投票するか考えています。

その前に二つ残念なことがありました。まずは先日の職場での話、私も職場は非正規雇用の低賃金で長年働いています。個人的には解雇されてない、継続して雇用してくれているだけでも
雇用主の企業には感謝してますけど、しかしやはり他の日本の現在の労働者と同じく、もっと賃上げや安定した雇用を求めて声を上げていかなきゃ、現状は変わらないと感じています。
しかし職場の同僚たちの会話では
「福岡市長選挙のはがき来たけど、要らんけん捨てたよ!何も意味ないし!」とか
「給料上がるなら選挙行くけど、何も変わらないから行かない!」
「選挙とか一度も行ってないよ!」
とか言っている人ばかりです。

よほど一人一人にそれは間違ってますよ!!と反論しようとしましたが、まあ出来る雰囲気ではないので、内心恥ずかしく悔しい思いで聞いてました。

低賃金不安定な条件で働くことを余儀なくされている労働者自身が声を上げず、選挙権を棄てるなら、自分の生活が良くなりようが無いのに…
それを言えないで黙っている自分にも忸怩たる思いでした。

もう一つは
先日知り合いに会うときにこう言われたこと
「なんか岡村さん最近れいわになったんやろ?」

なんとなく胡散臭いよ?というニュアンスもありましたが、その言い方になんとも言えない居心地の悪さがありました。
実際、僕は7月の参院選期間は、れいわ新選組の選挙活動のボランティアをやりました。

党の代表の山本太郎さんの話を聞きに行ったりもしましたし、カンパもしました。

でもいわゆる「党員」に誘われたけど、なってはいません。

自分が今の政治で一番おかしいことをやっていると思う、自民党政権を倒して、政治を変えるために、どこの党を応援するべきか考えて、参院選では、れいわ新選組のボランティアをやりました。
でもそれは時々立ち止まって、いま誰をどの政治勢力を応援するべきか、考えて決めることだと思っています。

黙って無関心でいることを
他人にも呼びかけたり、ちょっと選挙ボランティアをしたら政治的に偏った人だというような見方をする、そんなことを有権者がやっていたら、ますます自民党政権を始めとした、汚くてずる賢い政治権力の思うままじゃ無いでしょうか。
なんともがっかりします。自分の情けなさにもうんざりします。

そうゆう気持ちでも
市長選にもしっかり行こうと思ってます。

3人のおっさん達の政策、公約を
見比べて考えます。

一番有り得ないのは現職の高島宗一郎氏でしょう。

そもそも多選し過ぎです。
既に3期12年も市長を務めています。
長過ぎます。長期政権は必ず腐敗や汚職を生みます。明るみに出ていないだけで、おそらく福岡市政も親高島派のいいように操られて、利権構造が出来上がっている筈です。

そして公約で上げている全ての政策をなぜ長期にわたる任期の間に実現できなかったのか、つまり高島氏ではそれらの政策は実現できないことの裏返しではないのかと思います。

ユニバーサル都市?全然できてないじゃないですか、12年の後にさらに高齢社会になり、歩行に困難を生じている市民の方々の姿を毎日たくさん目にします。バスや地下鉄の乗降、階段の登り降り、バリアだらけの都市です。

未来の福岡に向けた交通環境、「地下鉄七隈線延伸」くらいじゃ無いですか高島氏がやったのは。しかもまだ完成前ですし、工事の過程で起きた大規模な陥没事故もあり、延伸された新区間の安全性が心配です。確かにコロナのパンデミックを事前に予見して備えるのは誰だって無理だったと思いますが、パンデミックによって、福岡の公共交通の大きなシェアを占めてきた西鉄のバスや電車の減便、減収の余波が市民生活を直撃していると感じます。企業努力でどうにかする問題ではなくて、その影響を緩和して代替となる方法を考えるのが市長の仕事では無いかと思います。

西鉄が人員不足なのは、乗務員に欠員が出ているからでしょう。一部を緊急的に市営バスのようにしたり、コミュニティバスのようにして補うことで、西鉄が運賃の値上げをしないで済むようにすれば、公共交通を使う市民は助かるのではないかと感じます。

高島氏はむしろ開発に金をかけて
外部の投資を呼び込むことを福岡の成長だと考えている節がありますよね。
もっと市民の暮らしを考える市長になって欲しかったが、もうそのチャンスを与えるのは虫が良過ぎませんか。


おそらく高島優位の状態で、頑張って野党共闘の流れを作り、出馬した
田中しんすけ氏ですが、正直言って、
選挙公報では多項目の公約を掲げ過ぎて、一つ一つの中身をゆっくりじっくり理解できません。

そして高島氏、熊丸氏もそうですが
田中さんキャッチフレーズがぼんやりし過ぎて、意味不明です。
「行こう!福岡新時代!」
要らないキャッチフレーズより
その前に書いてある「生活重視へ市政転換」これだけで充分だと思います。
ぜひそういう市長になってほしい。

・公共料金、サービスの値下げ
具体的に書いてほしい。
・ファミリー世帯の住居費削減
なぜファミリー世帯だけなのか、もっと枠を広げて、明らかに格差社会である福岡の貧困層の老若男女の支出を削減してほしい。

・ビッグバンは市民のために
むしろビッグバンなんかやめてしまうか、とりあえずさっさと決まったものだけ終わらせてほしい。

・生活支援タクシーを市全域へ
これも先程書いたみたいに、市交通局、西鉄、JRなどと連携して、国や関係省庁にも働きかけて、低額で利用できるタクシー、バス、電車などを整備して、しかも乗務員さんの生活がきちんと守られる状態を目指してほしい。


そして、第三の男の、熊丸英治氏。

そもそもなんでN国党みたいな問題ある党から出馬したのか、わからない人だし、ベーシックインカム導入で生活保護改革、なんていう大阪維新みたいな恐ろしい社会保障制度の改悪をさらっと書いています。

改革って廃止切捨てですよね。
ちゃんと具体的に書いてほしい。
消費税率引き上げか、現状維持、なんてやめてもらいたい。
統一教会問題にかこつけて、信教の自由、や思想信条の自由を制限する政策を主張するのもおかしい。

いいなと感じる公約は
市の農業を守ること。
クオータ制の導入。
改憲は必要ないし
市長候補が選挙公報で主張するのは筋違いであることを承知で書いてしまう時点で、熊丸氏は全く信用できる候補ではない。


そう思いました。
しかし自身の生活や人生を投げ打って
市長選に出馬され3人の皆さんの
政治家としての志は本気なんだと思います。
厳しく吟味して投票します。

選挙に行くのが、意味がないなんて
絶対ちがいます。


11/8^20:11
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