2023年1月25日(水) 【1/25】 さてと、今年2回目のライブ、ご覧頂いた方々には深く御礼を申し上げます。レポートが遅くなってごめんなさい。 2023.1.21 T-Gumbo (山口県下関市豊前田町) 「黒い難民たち12」 (出演) 秀 高橋プランクトン 彩虹 岡村釦 K介(森田磬介) イトウケイジ (敬称略) 岡村釦のセットリストは 1回目 1 マルタの手(戦争のうた、兵隊のうた) 2 アラート 3 つめたく冷えた月 4 ざくろ 5 ワスレナイ 6 自由自治元年 2回目 1 こうずい(大洪水バージョン) +イトウケイジ氏のリードギター 2 天神 +高橋プランクトン氏のリードギター 3 平成 +イトウケイジ氏のリードギター 全9曲もやっちゃった。 ごめんなさい。 昨年秋に初めて訪れたT-Gumboにて 二度目のライブ。 やはりめちゃめちゃ雰囲気があるお店。何十年もたくさんのミュージシャンやシンガーが弾いて歌ってきた下関が誇る名ライブハウス。ライブ予定に、モジョクラブの三宅さんやルースターズの花田さんの名前が普通にあったりするのです。 そして前回は広島のすごいミュージシャンたち、ドッグフード飼い太郎さん、のらえもんさん、ダーオカさんの音楽が素晴らしかったですが、今回は K介さん、イトウケイジさんという 北九州、博多の大先輩のライブが観れました。予定通りなら、ここに山口の大先輩ぼんじさんが、加わってたんですね。すごいメンツですね。 そしてブラックホール組の秀さん、彩虹さん、高橋プランクトンさん。 何気に、この三人が居てこそ、このブッキング、この場所でのイベントは実現するんだと思うのです。 三人ともおくびにも出さないですけどね。すごい人たち。 前回もそうですけど、今回も 僕はなぜこのメンツに加えてもらえたのか、ラッキーとしか思えないですが、素直に喜びながら演りました。 お気づきかと思いますが 1/7のライブとほぼ同じです。 こんな事今までほとんどありえないことです。 「仮にもしも僕のライブを毎回観てくださるお客さんがいるとしたら…」 僕が曲目を選ぶときにずっと念頭においているのはそういうことです。 もちろんそんな人は過去に一人もいない、つまりは自分自身の為になっちゃうんですが…。 でも必ず違う曲を演るという気持ちが、練習や作曲のやる気につながるし、悪い考え方では無いと思うのです。 でもなぜ今回と前回、全く同じ曲にしたかという理由は、2023年の始まりのライブであるから、です。 2023年はどんな年か? 「軍拡が始まる年」です。 いまからのライブは 昔のように気持ちの余裕あるライブでは無いと思います。 いつも危機感に苛まれながら、言いたいことを言う、歌いたいことを歌う、ことができる世の中が変わっていく、変えられていく時代の圧力に抗うライブになると思います。 いま自分の曲の中で 人に聴いてもらいたいのは何か? を考えていきたい。 そうすると 今回みたいに 同じ曲が重なってしまう可能性はあります。 なるべくそうならないように 人に聴いてもらいたいと思えるような 新しい曲を作っていこうと思います。 自分の話はこれくらいにして 「黒い難民たち」めっちゃいいイベントです。下関、めっちゃいい景色の街。単に風光明媚なところではなく、栄枯盛衰、清濁併せ呑む、歴史の明暗のコントラストを感じさせる深みのある土地だと思います。 黒い難民たちの歌い手さんたちも 単にキレイな歌をうたう人じゃない、痛みを感じるような強烈な歌もある、 そんな個性的な人たち。 ブラックホールがそうだったように。 あたたかい。T-Gumboもそんなお店なんだろうな。 今回店内には手作りのアート作品展、美しい着物も飾ってありました。色々な才能が集う場所なんだなあ。 K介さんも、ケイジさんも 歌が優しい。音楽に懸ける情熱的な姿には、一種の近寄りがたさもあるけど、どちらの楽曲も視点が優しい。 傷ついている人、弱ってる人、友達、子供達、仲間たち、酔っ払いたち、何か苦しくてもがいている人に寄り添っている歌。 ケイジさんの歌詞に「偽善者の真実よりも」というフレーズがあり、ハッとしました。僕の歌がそうでないことを、そうならないように気をつけたいなと感じました。 秀さんの歌は一緒に歌いたくなる。 ブラックホールのシンガーたちの中では、「魔物たち」の凄さにやられていた僕ですが、繰り返し聴いてるうちに、秀さんの曲が好きになりました。 彩虹さんは進化し続けている。 と言っても、もう駆け出しではないし、自分の若い頃を思い出しても、やればやるほど難しく感じたり、壁にぶつかってる感じがするもの。ひたむきに自分のうたを捜し求めて表現する姿には共感する。持っている華、スケール感はすごいし、これからどんどんすごくなるだろう。 高橋くんは出会って10年。 本来器用な音楽家肌なのに、あえて、もっと本質的な、全身全霊で伝える歌うたいであり続ける姿を見てきた10年。ぶれない人。 観に来てくださったすごい人たちの 歌も聴けた。 グッチーさん、STRIDERさん。 ありがとうございます。 ライブの前には街を歩いて 図書館や楽器屋さん、あの長周新聞社にも行ってみた。いい時間が過ごせました。 1/25^16:56 [コメントする] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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