diary2

2023年1月27日(金)
【1/27(その3)】
福岡大空襲も
頓田の森の事件も
あんなこと二度と起きてほしくないと
思う人が、増えたら
戦争は起こらない、という甘い考えが
僕の中にはありました。
まだあるのかもしれません。

でも二つの歴史をテーマにイベントを重ねていくうちに、その甘さというか、人間の心とか思考とか行動とかは
複雑なものだという考え方に変わってきたように思います。

結局戦争というのは
何というか平和維持という目的で
政府が軍に命じて国民の同意のもとに(半ば無理矢理にでも)開始する
ことです。これは憲法の言葉で言う「国権の発動」ということになる。
集団的自衛権行使、個別的自衛権の行使、それぞれの場合がありますが

半ば無理矢理にと書いたのは
いくら戦争に反対する人がいても
それが大多数を占め無ければ、賛成の世論を味方に、政府は反対の声を抑え込んで戦争を始めるわけです。

しかし反対が多数を占める状況では政府も戦争に踏み切れない、踏み切っても長く継続はできない。
何を書こうとしているのかというと

日本が戦争をする場合も
国民の賛成が多数を占める必要があるわけです。

戦争をするかしないかは
国民がどちらを支持するかで決まる
ということ。

しかし現在僕たちの政府はその仕組み自体を彼らの都合良く解釈して捻じ曲げているわけです。
国会の審議も待たない、国会を解散して選挙をすることもなく、政府と与党で国の方針を全て決定している。

だから国民は逆に、自分たちが何を言っても変わらない、従うしかない、という人が少なくない。

今そんな国の状況になっています。

果たして福岡大空襲を憶えていても、頓田の森の事件は二度と繰り返してはいけないと思っても
国が戦争すると決めたら、それを覆すことはできないと諦めるしかない。

この状況で「6・19」も「トンタの森で会いましょう」を続けるのは、とてもモヤモヤすることです。

特に「防衛三文書」で現在の日本の戦争の脅威、国防の脅威になっているのは、中国による台湾への侵攻です。
ということで南西諸島、沖縄、そして南九州を軍事化しようとしていて、北部九州の自衛隊基地もその後方支援の拠点と位置づけられている。日米安保体制でアメリカ軍と共に中国軍と交戦するわけです。
そうすると中国が攻撃してくるのは沖縄や九州の米軍基地、自衛隊基地、軍民共用の空港です。ミサイル攻撃の標的になり得ます。

再び「福岡大空襲」
再び「頓田の森の事件」のような惨劇が自分たちの住む場所で起きる危険性がある。近い将来です。

もはやここに至ってまだ
昔の戦争を語り継ぐだけで充分と言えるのか?
そう考えると
僕は「6・19」や「トンタの森で会いましょう」も
このままでいいのか疑問に思っています。

いまだからこそやらなきゃいけないことがあるはずです。




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