diary2

2023年3月9日(木)
【3/8】
サニーさんの
「ブラックホール」のアルバム。
最後の二曲を
なんかしみじみ聴きながら、自分が最後に
折尾ブラックホールで歌ったライブのことを思い出していた。

「踏切のある街」
「さくら」
これは折尾ブラックホールがテーマのアルバムのいかにも荒くれ者の魔窟のようだったあの小さなハコの息遣いを感じる前半の方の曲よりも
なんとなく少し
俯瞰した視点で
時代の移り変わりと共に失われていく街とその様子を目の前で見せつけられなければならない人達の姿を
少しだけメランコリックに描いた小さな二曲だ。
多分サニーさんのライブで以前歌われてたときはすうっと流れてしまったけど、アルバムの締めくくりに配置されて
聴くととても威力のある曲に感じた。

僕は2021年12月に(多分二週目くらいか?)最後に折尾ブラックホールで飛び込みで3曲歌わせてもらって
「洪水」という歌の(日本の)
「はじまる始まり、終わりに向かって」というサビを繰り返しつつ
「でも(ブラックホールは)終わらねーよー!」とか叫んでて、それを店内のみなさんがわー!と喜んだり、ブラックボーイさんにハグしてもらったり、ケイクマガワがあんたマジかっこいいぜとか酔っ払いながら絡んできたり、広島のミュージシャンたちから肩を叩かれたりして、最後自分なりにやりきったぞー!と多少悦に入ってた夜を思い出し、
…なんか猛烈に落ち込んでしまう。



しっかし、このサニーさんの二曲に比べて
自分の歌もライブも言葉も
なんとも陳腐で薄っぺらだったなーと。

もう取り返しはつかないから
仕方ないにしても
なんとなく足元の床が抜けてしまい
無様に落っこちていくような
恥ずかしさに苛まれつつ

まあ僕がどこのハコにせよ
過去30年くらいに渡って
やらかしてきたライブも楽曲も
本人が気づいてないだけで
音源やら動画やら記録を観たらいつも恥ずかしさしか残せない
軽薄で陳腐なものばかりなのだけど

それを開き直って
やり続けて
色んな人と場所に遭遇して
あの折尾ブラックホールにも
行けたんだよなと思って

ああ、俺は最後はちゃんと
自分を肯定するんだよなーと
また恥ずかしながら
開き直る。

しかしこの二曲は
これからも
もしあの長崎町の踏切の側を通ったり
すっかり令和風の駅舎になった
折尾駅に降りる時に
なんとなく思い出すような気がするなー。


3/9^16:54
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