2023年3月13日(月) 【3/12】 音楽活動をやって やめて また再開して 15年 50歳過ぎて 他には何にも してこなかった。 やはり人間としては 歪な面が多く大きいのだという 自覚はあります。 職業や人間関係や人生経験を経て それらを重ねて 生きてきた50歳の人と 僕みたいな人とは 一緒なのは年齢だけ。 考え方も生き方も 全く違うと感じます。 50歳とコロナ禍が重なり 僕ははっきりと また内にこもるように なったと思います。 周りの人とのギャップを 埋めようとか 近づく努力は 何十年たっても辛いばかりで しかも全然ギャップは埋まらない この頃を境に 辛いことをやるのもやめてしまいました。 若い頃と違うのは 多少の後ろめたさすら 感じなくなったこと。 人生の残り時間を意識するように なって 本来ならさらに実直に生きようと考えるべきですが 僕はもうやりたくないことは なるべくやらない、という事を 実践しています。 これが開き直りと書いたことです。 僕ほどではないけれど 生活と音楽活動というか創作活動の バランスが、音楽や創作にかなり傾斜した人達が 居ます。 僕は今そういう人たちと一緒にならば コラボレーションが、一緒にいて共に何かを活動することができると感じています。 しかしそれはごくわずか。 一部の人です。 やはり大半の人たちは 音楽をやっていても きちんと生活者としての自分を重視しています。 家族や友人、人間関係 仕事やコミュニティとの関わりと 音楽活動が自然にリンクしている人たち。 実は僕はこのような人たちの中にいると居心地が悪い。 受け入れてもらえても、勝手に自分から居心地の悪さを感じてしまいます。 ここは自分の居場所ではないと 感じるからでしょうか。 しかし、というか、だから、というか そのような人たちの 普段自分では考えないような、地に足がついた言葉にドキッとします。気づき、というか。 「生活と音楽の安定したバランス感覚」を感じます。 これこそ、より望ましい在り方なのかもしれないと思います。 グッチー・コーイチさんは 一緒にサンダーバーズというバンドを組んでる先輩です。 サンダーバーズの4人のメンバーは みなさん先輩方ですが サニーさん以外の人は ほんと社会人らしいバランス感覚をお持ちです。サニーさんだって 僕と比べると遥かにきちんとしたな 社会人だと思います。ただ多少芸術家肌というか正に芸術家なんだと思います。 昨日グッチーさんの主催の 「七色の轍」というイベントを観に行き、久しぶりに自分とは違う 真っ当な人たちの世界に入って 色々新鮮に感じるものがありました。 その場に集まっている人たちに楽しんでもらおうという意図や誠実な 出演者の人たちの立ち振る舞い。 シンガーソングライターとしての 思考回路も全然違うし それは自分にとって 目から鱗が落ちるような思いがします。 以前からその高いポテンシャルを知っている杉山瑞紀さんのライブも拝見して、ベーシックな部分はブレずに更に磨きをかけた表現力やソングライティングに感服しました。 同じアマチュア音楽のライブイベントでも 「七色の轍」と 「誰が頓田の森で子供達を殺したのか？」は多分全然違う雰囲気を作り出すだろうと思います。 きっと前者が居心地がいい人たちには 後者は、いたたまれなさすら感じる異質な空気感でしょう。 今回それこそが僕の狙いです。 居心地の良さやバランス感覚 一般常識をわきまえた人たちの 集いでは慎むことを、 あえて慎まないで 言いたいことを言ってしまう場に なればいいと考えています。 特にこの社会がいま直面する 平和や憎悪や分断された価値観の違いに対する寛容と非寛容について。 忌憚なき意見交換の場がどんどん減って無くなっていること。やりづらくなっていること。 これこそ、一見バランス良く、誠実さと優しさと明るく楽しいことを 大事にする僕たちの日常の社会に 隠れている大きな裂け目であり 病巣であり、闇なんだと思うのです。 いろんな面で歪な人間として 生きている僕ですけど この闇に光を当ててみる役割は できるのではないか わりとそういうことに向いているのではないかと 思っているのです。 「それこそおまえの勘違い」って 言われそうな気もしますけど。 そして 「誰がそんなもの金払って観たいかよ？」とも。 こんな企画を続けていられる状況も もう終わりに近づいています。 ならば残された時間と機会を すべてそれに充てる、そういう気持ちでいます。 3/1311:43 [ｺﾒﾝﾄする] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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