diary2

2012年4月23日(月)
【「6・19(4th)」ライブレポ 第2部〜 マドリガル・コメディ〜】
「6・19(4th)」ライブレポ 第2部〜 マドリガル・コメディ〜


昨年の
「6・19」を
振り返るレポート

Robin'sの次は

マドリガル・コメディ

ギター/ボーカルの
サニーさんと
ドラムの
アヤさんの
2ピースロックバンド。

サニーさんの
作る曲は

残酷で美しいおとぎ話みたいで

そんな世界観と
研ぎ澄まされた
言葉のセンスで
つづられた歌詞は

私にとって
ジェラシーの対象
になるくらい
衝撃的でした。

旺盛な表現意欲で

写真やアート作品まで様々な活動をする
音楽スタイルの
引き出しを
たくさん持った
サニーさんが

マドリガル・コメディでやろうと
しているのは

激しくて
美しい
ロックだと
思うのですが

それはやはり
相棒のアヤさんの
女キース・ムーン
ばりのエネルギッシュな
ドラムとの
せめぎあいが

そうさせている
ように
思います。


加えて
「6・19」
というイベントと
博多エキマエ音舗という

自分で言うのも
なんですが
どっか古臭い
情緒的ロックな
薫りがする
(いい意味ですよ)
雰囲気


マドリガル・コメディの二人に
以前観た時より
さらに
正攻法の
ロックバンド然としたパフォーマンスを
促したのかもしれません。


いつも
一見
知的で
チョイ悪い感じの
スマートないでたちの
サニーさんですが

この日は
なんだか
骨身の中に染み込んでいるであろう

パンク少年が
暴れ出していたようで
そんな
むき出しの
感情を叩きつけるかのような
二人のパフォーマンスに
私は
客席の隅で

震えがくるような
感動を
覚えながら
観たのを
思いだします。

特に
「速達」
というちっとも
平和じゃない
近年の世界中の情勢から、いびつで気持ち悪い
日本の現代社会の様子に
鋭く斬り込んだ曲。

そして
ラングストン・ヒューズの詩から
作られた
熱いプロテストソングと暖かい人間への眼差しが共存している
「赤土の歌」


このパフォーマンスは本当に
恐ろしいくらいの
情念がギターから
言葉の端々から

発せられていました。
そして
最後の
すごく綺麗な歌詞の
「ジャワ更紗」の
エンディング

サニーさんは
こんな
メッセージを

祈るように
叫ぶように
語りかけて
くれました。

全部引用します


「〜いつか
子どもがみんな
学校に行ける世の中になればいいなあ
〜いつか
女の人にも
選挙権が
与えられる世の中に
なればいいなあ

〜いつか黒い人も
白い人も
おんなじバスに乗ることができる世の中になればいいなあ

そんな
昔の夢で今日はできています。

その頃は
そんな夢みたいな
こと考えられないと
言われていたこと

でも

そんな夢のような
こと

いま現実になってんじゃん!

だから

〜いつか
争いがなくなったり

〜いつか
核爆弾がなくなったり

〜いつか
電気をそんなに
無駄に使わなくて
よくなったり

〜いつか…

いつか…


そんな
今日の願いで

明日は生まれます!

今日の願いで
明日は作られるんだ



そう今日の
願いが
いつか
かなうようにって

私も毎年
こんな
砂漠に水をまくような拙い
私もイベントを
やっているんです


なんか
そう思ったら
泣けてきて

本番中なんで
こらえましたが

サニーさんの言葉の
あたたかさ

マドリガル・コメディという
どちらかと言えば
大人の人たちの
表現者たちの

子どものような
イノセントな
パフォーマンスこそ

去年の
イベントの
大きなハイライト
だったと
私は思います。


マドリガル・コメディ
サニーさんとアヤさん

本当にありがとうございました!




4/23^19:57
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