2012年6月24日(日)
【６・１９(５ｔｈ)その１】
今年も終わりました。
２７名の
お客様に
お越しいただきました。
五年目の今年は
非常に
難しかったです。
昨年は
東日本大震災が
あり
多くの方々が
「6.19」の戦災に
震災の被災地の
焼け跡を重ね合わせていらっしゃいましたが
今年は
それとは違い
特に区切りの年でもない６７年目の夏、
メディアに取り上げ
られることも
少なく、
それに対して
私が人々に
伝えられる
言葉と
その範囲はわずかで
戦争体験が
風化していくスピードに
負けてしまいそうな
劣勢の状況に
弱気に
なることも
しばしばでした。
また一番最初に
イベントを
始めたときの気持ちに立ち返り、
福岡でも
こんな戦災が
あったんですよ
ということを
伝えることから
始めるしか
ありませんでした。
一晩かぎりの
ライブの
音楽の演奏の合間に
どのくらいの人々に
じぶんの考える
平和と
現在の状況
これから
どう平和な世の中を
実現していけるかを
伝えることが
できたか…
とても心もとない
気持ちになります…
この五年間で
私にできたことは
周りにいる
福岡大空襲という
史実を
知らない人々
に
少しずつ
知らせること
あるいは
平和の大切さ
戦争の恐ろしさを
考えるための
「きっかけ作り」
でしかありませんでした。
それでも
何人かだけですが
「考えるきっかけをくれてありがとう」という言葉をいただき
今は
そこに
自分が
このコンサートを
毎年続けていく理由を見いだして
頑張っていこうと
思っています。
6/2400:53
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