diary2

2012年7月1日(日)
【「CastingAround夜半の月#11」】
「CastingAround夜半の月#11」
〜10th Aniversary〜

昨日は
博多エキマエ音舗に
CastingAroundの10周年イベントを観にいきました。

10年続けて同じバンドを
継続することは
本当にすごいこと。

それをどうご本人達が
捉えているか、
ドラムスと作詞など
担当し
バンドの精神を体現して
いるような
いつもまっすぐな
語りをする
ヒロヤユウコさんが

イベントのフライヤーの
コラムで

不確かなものにこそ
確かなものを感じるように
なったという
一節に
バンドを続けてきた人にのみ
書ける
実感の重みを
感じました。

実は
私は久々に彼らのライブを
観に行ったので

ボーカル/ギター
ドラムス
ベースの

3ピースから

井上さん、ひろやさんの
2ピースを経てふたたび

3ピースに
戻った編成でのライブは
始めてでした。

6月上旬のライブを
観たある人に
2ピースの時期の特徴だった
荒削りな迫力が
減っていたと
聞いたので

自分の目には
どう映り、耳には
どう聞こえるか
期待と不安の入り混じる
気分で出かけました。

結論としては
また新しい季節が
始まるんだなと
思います。

ベースのユイさんとの
演奏は
ミディアムスローな
新しい曲の時に、特に
バンドの新しい一面を
感じました。

井上さんのギターも
歪みが抑え気味で
クリーントーンの
フレーズがきれいに聞こえ
ボーカルにも
専念できる余裕も感じました。

確かに2年半の休止期間を
おいて
2ピースになったばかりの頃に観て
心臓を鷲掴みにされた
ような
二人の繰り出す音のインパクト

現在のCastingAroundには
あまり
感じないけれど

ゆるやかな
音がどっしりしたビートで
演奏される曲

たとえば
井上さんが地元の小川に
幼いころ見ていた
蛍の舞う
ノスタルジックで幻想的な
光景が
聴き手の
脳裏にも浮かんでくるような
「夢蛍」
などの美しさは

彼らにしか出せない
新しい魅力だと
思いました。

私は
彼らに
いつも
「激しい清々しさ」と
もうひとつ「儚い美しさ」を
感じています。

2012年からの
CastingAroundは
これまでの道のりを踏まえて
新たに
進み始めている感じが
しました。

もはや
儚さより
確かな
意志を持って

この音を鳴らして
いくんだという
強さを感じました。


以前のベースのだいちゃんさんと
4人編成で
お揃いのバンドTシャツで
披露されたアンコール、
井上さん、ひろやさんとも
本当に生き生きして
嬉しそうな表情で

観ているこちらまで
なんか嬉しくなる気分。

こんな時に
バンドの良さを感じます。
再会して
また仲間と一緒に
そして
新しく出会い加わった
仲間とも一緒に…

これからも
また
時々彼らの
ライブに
足を運んでみようと
思った帰り道は

七月の蒸し暑い闇の中に
夜半の月が
おぼろに
夏の博多の
地上を照らしていました。




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