diary2

2012年9月30日(日)
【9/23 フーキーウーキー ライブレポート】
曲目
1イランイラン
2エデン
3.放生会
4メランコリア
5カユ アピアピ
6ストレイシープ

前日歌わなかった曲を。

フーキーウーキーは
毎回共演者が
それぞれ弾き語りで
キャリアのある人
であることが多い。

初めは品定めのような
鋭い目で歌う人を
見つめ、いいものを
もってるなと判断すると
じっくり耳を傾けてくれる

そんな雰囲気を
感じます。
だからこそ
自分の考えが
より色濃く
曲に現れたものを
選んで
聴いてもらおうと
いつも思います。

共演者は
まずラ・ケンダース
彼は年齢は私より若いけれど
歌は数々の修羅場を
かいくぐり生き延びてきたような
タフな凄みを感じる人。
火が出るような歌。

博多郎さんは
私より一回り近く年上とは
思えない若々しい見た目で
ブルージーな歌を歌われる。

声だけでなくギターもすごく歌う方。私なりの感じ方だけど
どこか和風な情緒が漂うのが
個性的だなあと感じました。

阿羅惣(あら そう)さん、
まるで60代には見えない
もちろん若造ではない。
ベテランなんだけど、威張ってない。
こうやって幾ら褒め言葉を
並べてもアラソウさんには
喜んでもらえないだろう。

なぜなら阿羅惣さんが
ずっと磨きをかけて
歌い続けてこられたのは
コミックソング。
日本の歌謡曲の歴史には
すごい伝統があるジャンル。

人を笑わせてなんぼ。
人を笑わせて、時として
心にグサっとくる
ユーモアとペーソスと。

この人には
私のわりと真面目くさって
歌う歌は
どんな風に聴こえるのだろうと
考えたりしました。

ライブが終わった後は
出演者が阿羅惣さんに
いろんな話を引き出され
どんなにかっこつけても
生活に追われながら
底辺に近い場所で
歌う人だという自画像を
思い出す。

しかし阿羅惣さんは
それが悪いとか言わない。

そうじゃなく
楽しめと言われてる
気がする。
好きな歌を歌うなら
本当に楽しめと。

ひとつ嬉しかった言葉。
私が放生会という歌を
歌ったことに

昔は誰もが東京のことばかり
意識して歌を歌うアマチュアばかり。
最近ようやく自分たちが
生きている周囲を歌うように
なった、つまり博多の歌が
しっかりしてきたという気がすると
おっしゃった言葉。

私もずっと同じことを考えていたのですごくうれしい気持ちがしました。

でもなあ、阿羅惣さんには
えっ、俺そんなこと言ったか?
とか言われそうだなあ。
そういうシャイで飾り気のない
先輩です。

フーキーウーキーで
また新しく
歌に取り憑かれた
人たちにめぐりあっている
そんな気がします。

そのたびに
博多はやはり自分も含めて
「歌いたがり」が
いっぱいの町なんだなあと
思います。



9/30^16:37
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