diary2

2013年3月23日(土)
【セルタォン】
セルタォン


ボサノヴァが好きだ。
多分
私を知る人達は
多分知っていると思う。

ボサノヴァ好きなリスナーは
まずボサノヴァが
ブラジル産まれの音楽だと知る
そしてあの有名な
イパネマ海岸のある
リオデジャネイロという街を
まず知る。
アントニオ カルロス ジョビン
ジョアン ジルベルト
中にはアストラッドを
先に知る人もいるだろう。
ナラ レオン
ヴィニシウス ヂ モラエス


そこには
カーニバルがあり、カーニバルを
ブラジル人が
カルナバルということを知る。

コルコヴァードが丘の名前だと
知り、その頂に
両手を広げた巨大な
イエス キリストがいることを
知る。
近くにポンヂアズーカルという
別の丘があり、
リオのその他の丘の上には
モーホとかファベーラと呼ばれる
スラムがあり

黒いオルフェという映画が
そこを舞台にしていることを
知る位になると

もうブラジルに
かなり魅せられている。


ブラジル人にしてみると
ボサノヴァは懐かしい過去のものだと知りショックを受け
一時期はヘヴィメタルや
あまり洗練されていない
ダンスミュージックが
人気であったと知り
ショックを受け

しかし
ブラジル音楽は
もっと豊かでかっこいいものが
たくさんあることが
わかるようになる
MPB、
トロピカリア
カエターノ ヴェローゾ
ガル コスタ
マリア ベターニア
ジルベルト ジル
ムタンチス
トン ゼー

フォホー、サンバ カンサォン、アフォシェー、マルシャ、チン マイアのサンバソウル、
そしてサンパウロ、ミナスジェライス、そしてバイーアの音楽。

南国の美しい海岸線ばかり
思い浮かべているブラジルは
日本が幾つも入る程の
巨大な面積を持つ国だとわかり、

ジョアン ドナートの
「アマゾナス」という名曲も
あるように
広大なアマゾン水域を
懐に抱えるほどの大国だと知る。

そして
海から遥かに離れ
乾ききって
過酷な自然の中で
人々が暮らしてきた
奥地の乾燥地帯、
セルタォンという
場所で繰り広げられた
恐ろしい戦いを知る。

もはやボサノヴァすら
聴こえない
遥かな荒野

そこにカンガセイロと呼ばれた
盗賊達が跋扈し

その中で一番有名な
ランピアンという
盗賊のリーダーは
まるで
ロビンフッドや
ジェシージェームス

日本で言えば
坂本龍馬みたいに
未だに伝説の人物であり

貧民達の楽園を作ろうとした
アントニオ コンセリェイロ
という人物も
まるで
天草四郎みたいに
未だに語り継がれている。

カエターノが
トロピカリア2の
「シネマ ノーヴォ」で歌った
ように
ヂエキスやグラウベル ローシャが
作ったブラジルの映画は
何処の国にもない特殊な
ムードを醸して古びない。

「黒い神と白い悪魔」という
ローシャがセルタォンを
舞台にした作品に
浸かりながら

私は日本国福岡県福岡市南区大楠から
全然離れられないのに
何故
こんなにも
ブラジルに
惹かれるのかと
考えている。










3/23^20:08
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