diary2

2013年9月27日(金)
【朝の歌、夜の歌】
朝の歌、夜の歌

「朝の歌」は中原中也が
1925年に書いた詩作品です。

喪失感と静寂、のうつくしさは
いま読んでも古びません。

「夜の歌」は
徴兵され夭折した尾崎宗吉が
1943年に作った音楽作品です。

「ボクノオンガク」というブログに素晴らしいコラムがあり

その存在を知りました。

戦争がなければ
続いていたであろう
彼の創作

散逸せずに
残ったであろう
彼の作品。



  朝の歌

天井に 朱〈あか〉きいろいで
  戸の隙を 洩れ入る光、
鄙〈(ひな)〉びたる 軍楽の憶ひ
  手にてなす なにごともなし。

小鳥らの うたはきこえず
  空は今日 はなだ色らし、
倦〈(う)〉んじてし 人のこころを
  諫〈(いさ)〉めする なにものもなし。

樹脂〈じゅし〉の香に 朝は悩まし
  うしなひし さまざまのゆめ、
森竝〈(もりなみ)〉は 風に鳴るかな

ひろごりて たひらかの空、
  土手づたひ きえてゆくかな
うつくしき さまざまの夢。


夜の歌

http://bokunoongaku.blog39.fc2.com/blog-entry-259.html





9/27^07:05
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