2014年4月10日(木) 【笑って歌える人生(apple venus volume two を聴きながら)(最終回)】 apple venus volume two を聴きながら(その3) 新しい曲も含め 圧倒的ライブを観せてくれた 松濱正樹さん そして 豊田勇造さんのライブ。 僕は打ち上げで一緒に飲んだり 冗談を言ってみたりするけれど 一歩会場から出れば 福岡市内のいくつかのお店で しか活動していない 自称ミュージシャンにすぎません。 和菓子の工場でパートで働く フリーターでしかありません。 今夜もライブがありますが 正直に言って、数日後に控えた 引越の準備と 費用の捻出で胃がキリキリ痛み それどこでない、気持ちです。 何人来てもらえるかも わからないイベントを毎年 やり 何枚売れるかわからないから 実費分の300円でCDRを売り 利益などありません。 ミュージシャン面して ブログやSNSに書き込みしながら いつ食えなくなって 部屋で遺体が見つかるかを 心配する方がリアルです…が …がです。 たとえばXTCのアルバムを 聴いたりすれば 好きな曲のイントロをきけば たとえば コリンが作った 「In Another Life」の ハーモニカのフレーズが スピーカーから流れてくれば すべてが なんとかなるような気がします。 自分の人生なんか 思いつめることはない 成功やら失敗やら 勝ちやら負けやら 動員やら集客やら いいね！やPOKEやら 厄年やら 40代独身やら 貧困やらかんやら ま、いいか… と思うんです。 In Another Life 歌詞は載せられないけど また別の人生があれば、という 仮定、空想の歌に聞こえます。 コリンは多分45歳くらいに 作った曲のはず。 長年のパートナーにむけて 自分たちの人生に がっかりしないで 前を向こうよ という感じの歌 「もう一つの人生があれば 君はエリザベス・テイラー 僕はリチャード・バートン になれたかもしれない… でもそんなのは気にすんなよ」 というなんとも じんわりくる歌のようです。 いつか そんな歌がうたえたら たった一人でも あるいはPAのスタッフさんだけに 向けてでも あるいはアパートの 壁にとまった蚊に向けてでも 聴かせられる 熱意と元気と 音楽へのわくわくさえ あれば ぼくはきっと それなりに笑いながら 生きていけると思うのですが …こんなん書くまえに 一曲でも今夜のために 練習しなきゃあ… 4/1017:09 [ｺﾒﾝﾄする] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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