2014年10月26日(日) 【確信と揺らぎ、その2】 確信と揺らぎ、その2 さて そんな事件が あったことを もう中年期になるまで 知らないできて 僕はひとつのよくある 言い回しを思い出す。 それは 「最近の世の中はおかしな事件が 増えたね(昔はもっとまともだった)」 というもので 世の中の大人たちが したり顔で言うのである。 特に凶悪犯罪が起きたりすると。 しかし このライフル魔事件にせよ ひとつ間違えれば 2008年の秋葉原以上の 惨事になっていても おかしくない。 しかし このような犯罪事件史が 全く埋れてしまうと まるで数十年前までは 凶悪犯罪のない治安のいい 平和な日本だった…かのような とんでもない 誤解がまかり通るのだった。 歴史は都合のいいことばかりで 作られたりしない。 誰もが隠しておきたくなるような 陰惨な出来事が 起きてしまうのは この世の中が 人間の集まりで成り立つことを 考えた時、そんなに不思議な ことじゃないと思う。 日本人の不思議な一面というか 他民族にもあるかもしれないが 都合の悪い歴史をなかったことに しようとする人々がいるということだ。 (続く) 10/2619:47 [ｺﾒﾝﾄする] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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