2014年10月26日(日) 【確信と揺らぎ その3】 確信と揺らぎ その3 ながたけひさのりさんは 僕の一回りくらいは上の世代の 方であると思うが 昭和の、戦後の様々な 隠された闇に 非常なこだわりを持って 作品化していらっしゃる。 それらは 平成の現代でも それら歴史上の出来事を 知らない世代にも 届いているかもしれない。 学ぶべきだなあ と感じるのは 聴き手をいい意味で 意識せずに 自分の信じる歌を 頑な、ではなく 軽妙なユーモアで 会場を楽しませながら おもむろに、ズバっと それらの歌を披露するところ。 なんかしたたかというか たくさんのステージで 揉まれてきた経験を活かして いらっしゃる感じ。 ただ 僕がどうしても 違和感を 拭えなかったことがある。 己の信念、信条への あまりに絶対的な自信みたいな ものだ。 僕も様々な現実の出来事を ベースにした歌を作ってきたつもりだけれど 自分の信じていたことが 果たして正しかったのか いつでもどんな場合でも 正しいと言い切れるのか… その点で揺らぎながら いつも歌っている気がする。 ながたけさん、それから やはりベテランで 特に脱原発を30年以上前から 歌い続けている豊田勇造さんも それらのメッセージを 一貫して迷いなく歌い続けて いらっしゃるように見える… しかしながら 僕は自分が揺らぎながら 社会問題や歴史を 歌のテーマにしていくこと それには意味があると 感じる。 ある意見を断言したら 反対の人はさらに 頑なに反対するように思う。 意見の違うもので構成された 世界で 平和的に、未来を模索するなら 頑な者同士の対立より 常に自分の考えを 検証しながら 歩み寄るところは 歩み寄るような そんな柔軟な考えが 大事なような気がするのだ。 というわけで 僕なりに犯罪と社会についての 曲を作ってみようと思う。 10/2620:18 [ｺﾒﾝﾄする] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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