diary2

2014年12月2日(火)
【ケレン味】
ケレン

という歌舞伎用語があります。
今では様々なジャンルを評する場合にも使われます。


サイト「歌舞伎事典」様より


ケレン
 「外連【けれん】」と書く場合もあります。大道具【おおどうぐ】や小道具【こどうぐ】の仕掛【しか】けを使って、観客の意表をついたり驚【おどろ】かせるような演出のことを指します。早替り【はやがわり】や宙乗り【ちゅうのり】などが、その例です。

ケレン味(み)

味という言葉が着くと
ケレンを多用する、ケレンに頼るというようなニュアンスになります。
Yahoo知恵袋では
こんな風な質問回答もあります。
http://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q1337943573


なぜケレン、ケレン味
について
説明したかというと

昨夜観に行ったライブの
感想に関係します。

もとより私は
「ケレン味のない」音楽を
志向するタイプだとは
思うのですが

周りもそのタイプの方が多い気がしています。

昨日ゲンカイプロダクションの
島袋さんという方がプロデュースしたライブに、知り合いのミュージシャンの方が出演されたのですが

島袋さんという方の
音楽の観せ方、彼の趣向というのは、まさにケレン味のある、音楽でした。

私の知り合いの方は

普段はとても
ケレン味のない音楽を
なさる方で、それが
とても魅力だと考えていたので

その人をあえて
「ケレン味のある」演出で
観せる、島袋さんの狙いは
やはり
ずっと違和感を
感じてしまいました。

これは音楽観、価値観の
違いと言えば
それまで、なのですが

私から見ると自然に
表現するのが似合っていた
ミュージシャンが
あえてそのような演出にトライ
する、実験的な意欲は
感じましたが

あるいは
そういう観客へのインパクト無しでは

不特定多数の一般の人々に
ミュージシャンとして
認知され、評価されるまで
至らない、

思い切って、強い印象を残さなければ!

そんなゲンダイプロダクションなりのミュージシャンを後押しする
姿勢の現れだったのかもしれません。


しかしながら

私には
自分の信じているスタイルの
惰弱さを指摘されたようでもあり

そしてやはり
印象としては
せっかくの素晴らしい楽曲が
アーティストが

演出過剰なプロデュースで
弄ばれる、のを
目の当たりに
するようで

なんだかものすごい
切ない気持ちになりました。

音楽を
生業にするための、手法には

このようなものもあるのかもしれません。

でも
私は、やはり
違うスタイルを
やりきり、評価をされるように
ならなければ

島袋さんのようなプロデューサーに一言言えるようには
成れないのです。

なんか悔しいので
がんばろうと思いました。

その意味では
触発されたライブだったのかも
しれません。










12/2^06:05
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