2015年10月19日(月) 【10/19】 シンガーソングライター ビリー・ブラッグの 「brickbat」(1996) 20代のサードアルバムでは 「結婚なんてまやかしだ」と 歌ったビリー。 40歳前に出した6枚目のアルバムで 彼は結婚して、小さな男の子の父に なって かつて社会的な責任を 疑問視した歌を書いた自分が 結婚し、妻と喧嘩もしながらも 愛情を感じ 子供を風呂に入れたりしている 自分に戸惑っている歌詞を書いている。 僕は20代で この歌を聴いて ああいつか自分も そんなんなるのかな とか思ったけれど 40代の半ばにして 生涯独身で生きるには どうしていけばよいかを 考えるようになっている。 ビリーの歌も 最近あまり聴いていない。 とは言うもののビリーは最新作 では、更に社会を憂う 初老のシンガーソングライターとして 静かにしかし以前より怒りに満ちている ようだった。 結婚は、社会的な義務なのだろう 育児も、社会的な義務なのだろう 別に義務だから 責任だから しているわけではないと 周りの既婚者の方々は 言うかもしれないが。 最近年下のミュージシャンたちが 家庭を持つようになり アマチュアミュージシャンの界隈も 独身で、きままに音楽しているひとは 少数派になって なぜだか こんな自由な価値観がありそうな 界隈でも なんとなく疎外感を感じるように なってきた。 確かにお互い音楽でしかつながれないより 日々の暮らし、生活 家族、仕事 そういう 話題や価値観でも共有できる方が いいに決まってるし 仮に僕が既婚者で 子持ちになっていたらそうしていたって 思う。 ただステージで 歌を歌うひとに 属性や 、出自や 国籍などの バックグラウンドは あくまでも 二の次だと 僕は思う。 あくまで既婚者のひと 家族を愛する、守る人々の つながりには 尊敬を感じながら 僕は 何にもない人として 何にもない人にむけて 歌を歌うつもりでいます。 10/1915:45 [ｺﾒﾝﾄする] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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