diary2

2016年7月20日(水)
【7/20(萩市でのライブレポートA)】
萩は山口県の北のほうにあり
日本海に面していて
波やうねりが高く
冬場や春先は
どどーんと波が叩きつける海のようですが

僕らが出かけた17日は
波も朝はたいへん穏やかでした。
沖合いに離島が連なって
そのなかでもこんもりとした
小山のような島が海岸線の端に
どっしりと位置していて
その影に沈む夕陽の美しさが
萩の人たちにも自慢の風景だそうで

まさに絶景が目の前にある
ライブハウス
「玉ネギ畑」

名前の由来は
遠藤ミチロウ氏であるとか
この建物が以前「オニオン座」という
カレー屋さんで
その店主のひともやはり
山口の音楽人であるからだとか
幾つかの説を
聞きました。

この日は
昨夏より始まった「玉フェス」
普段店舗の中にある機材をすべて
表に出して
海水浴場に遊ぶ人らにも
音を聞かせるべく
デッキにステージを作り
午前中から日没まで
ライブをやりまくる
という企画。

(この、日没まで、という縛りを
どう考えるかで、後々大騒動が起きます。)

本来
玉ネギ畑のレギュラーである
萩のミュージシャンに加え
元アンジーのオリジナルメンバーである
山口ロックのレジェンド、ぼんじさんの
バンド「エレキぼんじ」。


福岡インディーズの中心人物である
ボギー(nontroppo etc)さんご一家や
その弟で福岡インディーズの鬼才中の
鬼才オクムラユウスケさん
やら

その他kei kumagawaなど福岡から
これまた鬼才ばかり呼んでいる濃いメンツ。

僕の出番は
萩のさわやかな
若手ユニットの次
3番目でした。

さわやかにやりました。

1 だんだら
2 ホテルモンテカルロ
3 フータンヌルカ

でした。

そして
僕を誘ってくれた福岡勢の20代代表
高橋プランクトンくんは
鬼才ばかりの後半メンバーに
臆することなく

どストレート
速球勝負の
実に潔い
まっすぐなライブを
やってのけて
素晴らしかったです。

そして玉ネギ畑のオーナー
岡田さんをはじめ
ポストロックや
ノイズやフリースタイルの
即興音楽が
もう一つの流れで
中でも
「オム ジルーク」
「singu」の二つの
バンドの演奏は
凄まじかったです。

即興音楽があまり好きじゃない
僕も食い入るように
見つめて、音に体を揺らしていました。

その辺の熱いライブが
佳境に入ってますます盛り上がる中に
いつの間にか日没になりました。

しかしまだ落陽が照らす
夕暮れでしたがパトカーが
何度も近隣住民の苦情を
伝えに来始めました。

萩という福岡と比べると
近隣住民の音楽好き以外の方とも
うまく共存しなければならない
音楽コミュニティー
だと思いましたが

岡田さんは
警官の慇懃ながらも
やんわりと中止せよの圧力をかける
やり方に
毅然と対応し
終わりまできちんとやらせてもらう!
との姿勢で一貫していました。

他県から来た
僕としては
しかしそろそろ日没は終わり
辺りが暗くなりはじめて
これ以上引っ張ると
近隣トラブルに
なるのではと
心配しつつも

目の前で音楽に
ライブに熱くなっている
萩のミュージシャン
音楽好きな人々の
姿、その生み出す音楽に
とても強く感動していました。

終わって片付けると21時になろうかという
時間

高橋プランクトンくんと共に
九州への帰り道は
お互いずっと
「いやあ、濃かったね!」
「やばかったですね!」
を繰り返していました。

そんな美しい自然と
熱いライブの
「玉ネギ畑」のフェスティバル

充実したものでした。

ただ僕自身の
出番の感想は
それでも取り巻く時代と
状況は
どんどん重苦しい
恐ろしい
方向へ向かっていて

それには
目を瞑って
のほほんと
ライブをしたような
後味の苦さもずっと残りました。













7/20^19:39
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