2017年8月28日(月) 【8/28】 更新ちょっと遅れました。 8/26にライブをしました。 場所は福岡市早良区飯倉の 「チープサイド(Cheap Side)」 1980年代初めからずっとアコースティックライブを見せるお店として 福岡市でも歴史のあるお店。 こちらには先輩のミュージシャン 松本ケンジさんに紹介していただきました。 で、今回のライブは もともと 私と 「やもと問唔」さんという キャリア25年、毎年何十ヶ所全国で 歌い歩くガットギターの名手、その フォーク、シャンソン、クラシックといった非ロック的な音楽のセンスと ユニークな言語感覚の歌詞で 独自の境地を歩む鬼才シンガーソングライターの方の ツーマンライブの予定でした。 ところがやもとさんが 今夏に、突然無期限活動休止を発表なさいまして 急遽、やもとさんのお友達で、先輩である「Isojin(イソジン)」さんというシンガーソングライターの方が ピンチヒッターでご出演になりました。 こんな紆余曲折が付き物の ブッキングライブの世界ですが 福岡のミュージシャンで高い知名度をほこる、やもと問唔さんの活動休止について、誰も事情をよく知らないので みんな驚きと何故なのかという話題に なり、この日も私とIsojinさん、チープサイドのオーナー、高木さんで やはりそういうやり取りをしました。 結局こういう背景が この日のライブを方向づけした ことになりましたので 不在とはいえ、やもと問唔さんの存在感、これまで築いてきたものの重みを 感じました。 私は、ロックやポップス特に洋楽からの影響を日本語に翻訳したような世界観で 音楽活動をしています。 かたやIsojinさんは日本のフォーク、ニューミュージック黄金期の1970年代をリアルタイムで経験されたまさに正統派です。 互いのフィールドは全然違うのですが オーナーな高木さんの鶴の一声 「お二人でセッションのコーナーやりましょうよ？」 という企画がリハーサルの段階で決まり 私は「困ったなぁ」という困惑の気持ちと、この企画がはまれば 本来は統一感もなく、淡々と互いのオリジナル曲を披露する割と盛り上がりに欠けるライブになりそうな夜が ちょっと遊び心のある楽しい夜になるかもしれないわけで 高木さんの発想に流石老舗ライブハウスのオーナーだな、と思ってしまいました。 とりあえずまずIsojinさんのステージに 私がお邪魔して後半2曲でリードギターを弾く、そして私のステージで Isojinさんにリードギターを弾いていただくというセッションをすることになりました。 私はリードギターをIsojinのオリジナル曲のかなりブルージーなナンバーでやらせていただきました。 私のオリジナル曲は セッション向きなのがない、ので パッと思いついた Bob Marleyの「no woman no cry」 をセッションしました。 この曲は北九州で路上ライブしていた頃レパートリーにしてました。 蓋を開けてみると ライブを観に来てくださった ミュージシャン仲間 (田代裕之さんも居ました！) も加わり、セッションは盛り上がりました。 その分いつもより オリジナル曲のセットに 集中してできなかったような反省もありますが ハプニングを楽しんだ ライブらしいライブの夜だったと思っています。こういう即興的セッションは、考えると 地方のアコースティック系の小さなライブハウスでは90年代にはよくあることでした。 私も北九州や広島などでかつて経験したものでした。 しかし高木さんは本当に凄い人です。 言葉が多い人じゃないですが はっとするような核心を突いたようなことを仰います。 ライブの終了後に一言 「今日のライブは、やもと君のお陰で うまく行ったとも言えるね！」 本来なら予定をキャンセルされて 怒ってもおかしくない立場なのに 一切責めないし、常にミュージシャンの立場を思いやっておられる。 私やIsojinさんにも楽しくライブができるように考えてくださった。 まあ、アマチュアミュージシャン活動というのは、このような地方の店のオーナーさんと、地元ミュージシャンのコミュニティに、依る所も大きいのだと 改めて感じました。 (8/26オカムラヒサシセットリスト) 1 morning 2 lunch 3亜里沙 4空き地にセブンイレブン (セッションタイム) 5 no woman no cry (G/Vo オカムラヒサシ G. イソジン percussion 田代裕之さん、Takeshiさん) 6 カフェイン 8/2814:28 [ｺﾒﾝﾄする] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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