diary2

2018年3月31日(土)
【「ライブの選曲についてA」】
3/31「ライブの選曲についてA」


4/4、5日のライブの為の選曲
あと古めの曲から7曲選びたいと思います。

まず以前の曲で
思い出したのが
「風前の灯火」という曲です。
私の曲では珍しいオープンチューニングというのを使ってみた曲をです。

石田徹也という夭折の画家がいて
その人の「飛べなくなった人」という作品を観た後にできました(^^)

小説や映画、漫画、誰かの作品から
直接インスピレーションを貰うことも
たまにあります。

こうの史代さんの
「夕凪の街 桜の國」という漫画が
ありますが

あれを読んだころ
ちょうど同時期に
活動していた
樋口裕一さんという素晴らしい
博多のシンガーソングライターが
「夕凪の街」という曲を作ってきたので
私は「桜の国」という曲を
作りました。
いまの季節を感じるような曲は
多分他には一曲もないと思います(笑)
捻くれた性格です。

こうの史代作品では
「この世界の片隅に」という大ヒット作がありますが、連載や単行本の出版時は
まだ「夕凪の街〜」の方が有名でした。
一昨年の片渕須直監督のアニメ化で
一気に話題になった気がします。
私も何回も観に行ってしまいました(笑)

当然インスパイアされた曲があります。
当初のタイトルを「片隅」と名付けた曲は
今は「猫とヤクザ」という
タイトルで歌っています。

なんとなく流れができました。
何の流れかというと
選曲の流れです(笑)

先日「mono magazine」という雑誌に
「vietnam zippo」の特集があり、表紙を飾っていたのが、昭和の戦後に活躍した作家、開高健でした。それもそのはず
大阪大空襲で焼け出された原体験を持つ開高は、ベトナム戦争時、従軍記者として戦地へ赴くと、彼が従軍した部隊は
激しい戦闘に巻き込まれ、200人の部隊の中17人しか生き残らなかった、その一人になるという壮絶な経験を積んでしまうのです。

私は開高の小説のファンです。
特にベトナム体験を書いた
「ベトナム戦記」
「輝ける闇」
「夏の闇」を読んで
曲を作りました。

その曲は
「夏の闇」という歌になりました。


作家の影響をもろに受けすぎて
もはやインスパイアとかでは済まず
カバーというか勝手に作曲してしまったのは、中原中也の詩です。

「山羊の歌」の中の「少年時」という作品の前段にあたる「みちこ」という詩に曲をつけました。

それと中也の最もメジャーな作品、それはつまり日本の散文詩の中でベスト10に入るくらいど有名な作品
「サーカス」にも曲をつけました。
パブリックドメインかどうか
正確に把握していませんが
中也が亡くなった年に私の父が生まれております故、ギリギリセーフか…(ギリギリアウト?)

あと2曲ですね。

もうこれは

私のライブ生活の中で
二曲だけ抜きん出て
他の人に好評をいただいている曲を
選びたいと思いましたが…


あえて外すか…

いや外すまい(笑)

特にフジモトジンさんとご一緒にライブするのに、ホテルモンテカルロの歌を歌わずに済ませたら失礼にあたるでしょう。

フジモトジンさんは
長年ホテルモンテカルロの並びにあるラーメン屋さんで働いていらっしゃったんですから!

そしてあと一曲は

フータンヌルカという
究極ゆるいやつにします。

というわけで7曲決まりました。

・飛べなくなった人
・桜の国
・夏の闇
・みちこ
・サーカス
・ホテルモンテカルロ
・フータンヌルカ




3/31^16:21
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