2017年2月3日(金) 【2/3】 今年は拙作のオリジナル曲で性的な歌詞の曲が増えています。ご披露させていただくと、あちこちで二極化した反応に出会います。21世紀ももう20年近く経つのですが、性倫理は一般的にはちょっと保守的になりすぎてやしないでしょうか? (逆にその禁忌的な観念が 抑圧され異常な性犯罪の増加を引き起こしてたりして…) ちなみに現在読んでいる 宮本常一、日本民俗学の名著の 「忘れられた日本人」に昭和26年の対馬の北部の佐須奈集落にある 盆踊りと「歌合戦」の起こりについてのこんな文章があります。ネットも無かった今から60年前の日本人は もっと奔放だったようですね。 「対馬は盆踊りの盛んなところで大抵各浦に盆踊りがあり、その中で歌舞伎の一こまもやり、盆踊りの場が民謡などを身につける重要な機会となっているのだが、佐須奈ではどうした訳か、盆踊りが早く止んだのだそうである。そういうことが年寄りたちの持っているものを若いものに引き継ぐ機会を少なくさせたのだろう。 相手がうたうとこちらにも歌を要求する。私はそんなに知っているわけではないけれど、とにかくすすめられると三度に一度はうたう。歌合戦というものはこうして起こるものだと思った。とにかくだんだん興奮してくると、次第にセックスに関係の歌詞が多くなる。若い連中はキャアキャアいって喜ぶが、おばあさんたちはそれほどみだれない。 夜が更けて大きい声でうたうものだから近所の人も家の前に群がってきた。そうして三時ごろまで歌い続けたのである。」(34ページより抜粋) 2/3^20:27 [コメントする] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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