diary2

2017年3月27日(月)
【3/27A】
3/27A

「トンタの森で会いましょう 第四回」

今年も高橋プランクトンさんに
出演して頂きました。

そしてもうひと方は
「フランシーヌ」さん。

数年前gigiでご一緒したのが縁で
最近では「ブローウィン」にも
出演されてます。

年齢を初めてお聞きした時
びっくりしました。
もう60代でいらっしゃる。
ミュージシャンは見た目年齢が
不詳な方が多いのですが

僕が知る中でも一番年長の世代かもしれません。
フランシーヌと聞けば
「女性?」と思いますよね?

しかしどこをどう見ても男性だし
ユニセックスなキャラクターでもない。
スリムでブラックジーンズが
ものすごく似合う、初老の年齢を感じさせない、穏やかで優しい紳士です。
「フランシーヌ」というのは
数年前まで組んでいたフォークユニットの名前らしくて、ソロに
なられてからも、名前はそのまま
活動なさっています。

新谷のり子さんの
有名なフォークソング
「フランシーヌの場合」
から名づけたそうです。


演奏スタイルは
赤いギブソンのES335のギターを弾きながら、自作曲を歌うという。
無駄を徹底的に削って
必要最小限の音数と
ストロークのリズムを繰り返し
だんだんそのグルーヴが
聴き手に染み込んでいくような
ある種の魔術的なギターに乗せ

紳士的キャラクターからは
想像できないような
生々しいシャウトを含む
ラフなロック的なボーカル。

楽曲もギリギリまで
言葉数を抑え
過剰な感情表現も排した
ストイックなまでに
淡々とした心象風景の描写。

一聴して
他のたくさんのシンガーソングライター達とは一線を画す
際立った個性に
やられて
僕はフランシーヌさんの
ライブに魅せられてしまいました。

だからいつかは
自分が、主催するライブに
出演をお願いしようと思っていました。

ただ「トンタの森で会いましょう」というテーマ性が強いイベントでは
フランシーヌさんの
個性的な音楽表現を
枠にはめてしまう
恐れもあり、そうならないよう

フランシーヌさんには
イベントの開催概要をお話しして
それでも、いつもライブで
演奏しているスタイルは変えずに
お願いしますと
付け加えました。


蓋を開けてみたら
すべては杞憂でした。

フランシーヌさんの
オリジナル曲は
生きること、その向こうにあるもの
どちらも含む
スケールの大きな世界があります。

淡々とした日常、
心象風景、それこそが
逆に
人生のかけがえのなさを
感じさせるような
気がして

表現の奥深さを
教えていただいたような
ステージでした。

YouTubeに観に来てくださった
チャーリー林さんが
フランシーヌさんのライブから
動画をアップロードしてくださいました。

観れる方は是非ご覧ください。
https://youtu.be/iPYG70iS894




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