2017年5月23日(火) 【5/23】 https://youtu.be/nSLw9tf2NcQ イギリスとアイルランドには長く「北アイルランド問題 (The Troubles)」という領土と民族と宗教が 複雑に絡み合う背景を持つ、たくさんの残虐なテロ事件を生んだ紛争がありました。 そのテロ事件を目の当たりにして、その時代のアイルランドに生まれ育った四人の若者が組んだバンドがU2で、そういう背景から「Sunday Bloody Sunday」という曲が生まれ、憎悪で分断された世界を音楽で再び繋ぎ合わせようというバンドのポリシーが形作られています。 一番新しいアルバムにはまさに「Troubles」という曲が収録されていますが、このショートフィルムは「Troubles」「Every Breaking Wave」の二曲のU2の楽曲を基に、アイルランド、オマー出身のAoife McArdleという女性映画監督が作った短編映画です。 オマーも1998年にたくさんの死者を出した爆弾テロ事件にみまわれ、彼女の知人も犠牲者だということです。 話は変わりますが今日衆院本会議で 「テロ等準備防止法」が採決可決されます。 いわゆる「共謀罪」法です。平成の治安維持法とも言われる悪法です。 テロを防ぐためでなく、テロの濡れ衣を、自由な言論や表現活動に押し付け、政府に刃向かう国民を社会的に抹殺するための法律と言えます。 簡単に言えば、少しでも反政権的言動をすれば テロリスト扱いしてもいい法律。 表現を志す人なら本気でこういう世間の、時代の動きと闘わないと、きっと後悔してもしきれない、嫌な時代が来て、みんな表現者として 「魂」を売らなきゃならなくなります。 政治と音楽は関係ないという人の考えも尊重したいですが、実際には世界のどこでも 音楽も政治により傷つき血を流しながら 自由と平和を求めて闘うしかなくなるのだと 僕は改めてこのショートフィルムを観て思いました。 fuck「共謀罪」 fuck「安倍政権」。 5/23^16:38 [コメントする] w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |