diary2

2017年6月22日(木)
【「6・19(10th)」ライブレポート(サニー編)】

「6・19(10th)」ライブレポート(サニー編)
(セットリスト)
1 PKO
2 子供のころ
3 裸にされた街(PANTA&HAL)
4 とんたの森(ゲスト 高橋プランクトン vo/g.)




サニーさん(安田クニヒデさん)と、初めて会ったのは
いつだろう?
正確な日付がもう思い出せない。

でもまだ10年は経ってない。それが
不思議に思えるくらい、サニーさんは僕の(アマチュア)音楽活動に決定的な影響を与えてくれた存在。

間違いなく
サニーさんの影響で
僕は曲作りに
打ち込むようになった。

沢山沢山沢山つくる。
じゃなくして
いい曲、納得できる曲なんかできるわけない。

初対面の時にサニーさんは言った。
「趣味でやってます、って言うなら、
好きでやってますって言うなら、それこそ命がけでやらなきゃ」



アマチュア音楽活動、しかも
ロックやメッセージソングをやる人っ汗臭くて、垢抜けないイメージだと思ってたけど

サニーさんはいつも
なんかおしゃれな洋服を着て
きれいな女の人のアーティストと一緒なのだ。

しかもラングストン・ヒューズの詩を歌にしたりしている、すごく文学でアートで、

何者だろう?って

でも僕は知っている。
サニーさんを見てる人は
知っている。

この人本気だ。

いつも本気。

命がけ。

今年の「6・19(10th)」
6年ぶりに出演してくださった
サニーさんの体調は
見たことがないくらい辛そうで
「咳喘息」だったみたいで
呼吸するのがもう苦しそう…

30分のステージも絶対無理させちゃいけない、酷くなったらいけないし、1曲歌ってくれたら充分…

そんな僕を見返すように
バカにすんなと言うように

サニーさんは
もう血だらけのような
ものすごい気合いの入った
ステージをしてくれた。

2011年にマドリガル・コメディーとして出演してくれた時に
サニーさんは
「速達」という曲で
僕の胸を撃った。

今度は「PKO」。

これはもともと去年のクリスマスソングとしてサニーさんが作って歌った曲。

でもその時から
「来年の6・19で歌ってください!」
ってお願いしていました。

喘息の苦しい息遣いの中で
サニーさんはさらに衝撃的な
ニュースを語った。
「さっきニュースで南スーダンから帰還した自衛官が自殺したって言ってました。
そして、自殺と任務とは関係ないという防衛省の広報の人は言ったそうです…」

ある南スーダンにいる自衛官から恋人への
LINEでのクリスマスの便り。

海外赴任、ハワイだったら良かったのに…

そんな軽口の向こうには
いつ殺し殺されるか誰にもわからない日常。

2017年の日本は
もはや「平和」ではなく
戦後でもなく
新たなる戦前で

自衛官は
国際貢献と日米同盟の美名の下に
死の危険に晒されている。

サニーさんの「PKO」は
昨年衝撃を受けた七尾旅人の映像作品「兵士A」とリンクしているような
気がします。


苦しそうな歌声は
逆にドラマチックに
歌の世界を
会場にいる人たちの
胸を撃ったのではないかと思います。

「子供の頃」
「裸にされた街」
いつもと違う、でもずっとぶれない
視点で歌うサニーさん。

そしてサニーさんの苦境に
ヘルプを申し出てくれたひと
高橋プランクトンくん

高橋くんのことはまた別の回で書きましょう。

二人による
高橋くんの「とんたのもり」

これを「6・19」で
演奏してくれたこと
本当に嬉しかったし
会場の皆さんに
聴いていただけて
良かったです。










6/22^17:51
[コメントする]


<<重要なお知らせ>>

@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
@peps!・Chip!!は、2024年5月末をもってサービスを終了させていただきます。
詳しくは
@peps!サービス終了のお知らせ
Chip!!サービス終了のお知らせ
をご確認ください。




w友達に教えるw
[ホムペ作成][新着記事]
[編集]

無料ホームページ作成は@peps!
++新着日記++