diary2

2017年6月24日(土)
【6・19(10th)ライブレポート(チャーリー林編 「cloud sonic halleyって何や?(by風太さん)の巻」】
6・19(10th)ライブレポート(チャーリー林編 「cloud sonic halleyって何や?(by風太さん)」の巻)



(cloud sonic halleyセットリスト)
1,第五福竜丸
2,命有る限り時は美しい
3,ナスカ綺譚
4,光と闇との境目で
5,ミサイル

チャーリー林さんとは、近年不思議なことに共演が多い。ウエムラくんと同じくやはり馬出の「ブローウィン」で、2012年頃かな。僕よりずっと前から歌っている先輩です。

ブローウィン以外でも須崎にあった
「ハイビーム」、六本松に去年まであった「スローダンサー」、清川の「i&i」、「ジジ」、ほかにも立ち飲み屋の中で一緒に歌ったりもしました。
昨年はオカムラヒサシ企画「トンタの森で会いましょう」にも出演していただきました。

そしてチャーリー林さんの周りには
すごい人が集まる。kei kumagawa、
「スロー」のカツさん、下本地崇さん、ナジオさん…いろいろな人、そして、風太さんです。

僕は光円寺の御住職の知人として風太さんを知っていたのですが
チャーリーさんと風太さんは
バー「ガルシア」の飲み友達でした。

チャーリー林さんの存在は、福岡の
ディープなロックバンドの界隈でも、ディープな弾き語りの界隈でも、ディープな飲み屋さんの界隈でも、絶大なる信頼感を築いていると
僕は思います。

見た目は武闘派なのだが、いつも
温厚に接してくださる人柄も、音楽に対するセンスの良さ、歌ってもギターを弾いても、チャーリーさんは独特の味、ご自分の色があり、作曲に関しても才能豊かなのだけど、

特に近年完全にひとつの境地に達している気にさえなる。そこへチャーリーさんを押し上げたのが、誰あろう風太さんじゃないかと
僕は思います。

風太さんについて触れましょう。
年齢的にはチャーリーさんより10歳くらい先輩。つまり僕にとっては大先輩で、しかしミュージシャンというのは、後から知りました。
医療関係のお仕事をされているときに、異業種交流のシンポジウムを企画したり、そこで社会問題や平和についても議論なさっていたそうです。
ボランティア活動にも熱心で、東日本大震災では現地に入り、遺体捜索、などの活動を続け、その他ホスピスを自営していたり、セラピストでもあり、ご高齢の叔母様や病に倒れ障がい者になられた奥様の介護を続けておられます。


つまり自分の周りと、社会の為に
何かをしようと考えたときは自分で立ち上げて動く人物。
だから
イベントをやる僕にも様々な貴重な助言をくださるのです。

そんな風太さんはジャズドラマーです。実はギターを弾いて歌っても渋いいい声で、昨年のトンタの森のイベントでも一曲お願いしました。

風太さんとチャーリー林さんが
意気投合し、音楽の話になり、あるとき風太さんが、「いままでとはちょっと違う雰囲気の曲を書いてみらんね」という提案をしてから

チャーリー林さんの名曲群が
続々生まれ始めました。
「命ある限り時は美しい」
「チャック・ベリー」
「おまえが嫌い」
「負けた男」…


風太さんは
チャーリーさんの内面を
曲にしろと言ってたのかもしれない。

そして風太さんは今回の「6・19」の為にも一曲書いて?と
チャーリーさんに言って、チャーリーさんは悩みながらも
作り上げました。
それが「ミサイル」という曲。

風太さんとチャーリーさんのバンドも出来て、なんとギターはサニーさん。

ならば「6・19」はソロではなくバンドで出てもらうしかない、って話になりますよね?


さて長くなりましたが
まだまだ半分っすよ!

6・19(10th)の夜の
チャーリー林、風太、サニー、お三方の「cloud sonic halley」の
ライブレポートはこっから!

まず驚いたのは
喘息で苦しんでいらしたサニーさんが、ソロステージより格段に元気、楽しそう!

げほげほしてるのに
ニコニコしている!

苦しそうなのを忘れてしまうくらい。

サニーさんはやっぱりギタリストなんだなと思いました。

でもってこの夜、そしてこのバンドの鍵を握る人物は誰か?

実はドラムの風太さんなのかもしれない。

決してタイトなドラミングとかではない。正確でキレのあるリズムキープとかではない。
ジャストじゃない、ゆれゆれの、
それでいて
特にあの夜の風太さんのタイコは
たくましい、人間臭い、生き物の音、魂がぶつかる音(この言いまわしは三年前に出てくれたchacoさんの表現)がしました。

最近こんなリアルな音のドラムを聴いたことない位。

ちょっと飲みすぎてたり、モニターが聞き辛いとバラバラになる
風太さんのリズム。
でもあの夜は逆に
ギリギリで見事にまでに
豪快なドラム
荒くれ者の雷神だった。

そんなドラムじゃなきゃ
チャーリー林の咆哮するボーカルに
ギターの迫力に負けてしまう。

喘息をぶっ飛ばして
ニコニコ笑いながら
ロバート クワインのように
引き倒すサニーさんのギターでなきゃ
歌に負けてしまうのだ。

だからあの夜の三人
「cloud sonic halley」は無敵だった。たとえメンバーに名前が浸透していなくても!
(サニーさんは、チャーリー林バンドと呼び、風太さんは、クラウド…?何やそれ?ってステージで僕に訊いてきた!)

周りにいたベーシストの方々は
「ベースがあればもっとかっこいいのに!」とおっしゃるが

僕にはあのままでも超強力なバンドだった。
強烈な
「関係ねえよパワー」が三人から
発せられていた。

小さなこと
堅苦しいこと
ぶっ飛ばす。

嫌なこと
悲しいこと
戦争も
ぶっ飛ばす。

ロックンロール。

そう6/19のチャーリー林のバンドこそ、ロックンロールバンドだった。

「6・19」をロックショウにしてしまった。

僕にはそれが
最高に嬉しかったです!

(リスペクトの余り、「チャック・ベリー」という曲を書いたチャーリー林さんにあの世から魂が憑依した可能性が微レ存)



















6/24^12:44
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