diary2

2020年5月18日(月)
【5/18(トンタの森で会いましょう7回目、ふりかえりD)】
あれから。前回分を更新して何十日経っただろう。…いろいろなことがあった。3/21の前もいろいろなことが立て続けに起きた。

しかし、何も起こらないことはありえない。僕たちの目前ではいつも何かが起きて何かが降りかかってくる。

前回は「トンタの森で会いましょう第7回」にKei Kumagawaをお招きした経緯を書いた。だが書いている途中、これって去年(第6回2019年)初出演してもらった前後に、同じような文章書いたような気がしてきました(笑)

また同じようなこと書いていますね…
でもそのくらい、僕の中では
Keiくんの印象がこのイベントへの出演の前後、このイベントに持ってきてくれた2つの楽曲の前と後で、大きく変化したということを思います。変化というより、この人の音楽が、歌が持つ深み、厚みにより胸をうたれたということです。


昨年の第6回の直前、彼はブログにて、頓田の森を訪ねたこと、を書いていました。そしてその後それにまつわる思いを含む新しい曲を書いたことを聞きました。

それは「花小径(はなのこみち)」といういわゆるロッカバラードというタイプのミディアムスローの曲。

家族、彼が一番大事にしていることが
この曲の真ん中にあるような気がして
彼のいままでのペルソナの面をつけた
歌ではなく、素顔の自分が、カッコつけようもない、あからさまな姿で歌う、それがとても胸に迫ります。

(飛べるかわかりませんが動画リンクを貼りましょう-花小径/Kei Kumagawa
https://youtu.be/y0IXBdGcg4g)

僕は家族というと、自分の親兄弟ということになります。現時点で配偶者も
内縁関係のパートナーもいないし、子供もいない。

だからといって戦争を考える時に
ただ想像上の机上の空論を考えて
このイベントをやっているわけではありません。

家族とは違う見方ですが、僕は一人一人、個人がすごく大事だと感じているので、それを大切にすることが、戦争やそれに付随する、全体主義に抗うために必要という考え方です。

逆に言えば、僕の大事なことは、戦争が起きる、以前にどうするか、どう防ごうとするか、それです。

もしも力及ばず、そんな事態が
自分の周りに現実化したなら
それ以降については
もはや身を守る事に振り回されるうちに知らず知らずに加担してしまう
そうならないように
常に何か警戒していなければ
この社会は
簡単にそちらへ流れてしまう。

それは
政治の舞台で権力を操作する人々に
とって、軍事力を使って、世界地図を
作り変えるということは否定できない
蠱惑的なものであるだろうし、
自分たちにはそれができる、と
考えてしまう全能感は
戦争がもたらす破壊や
むごたらしい死の累積を
矮小化してしまうからでは
ないでしょうか。

その場合、管理されてしまう
一般の有権者たちというのは
様々なトリックに翻弄されてしまうので、自分が、巻き込まれる必要など
ない戦争にすら、何かしらの義理とか
当事者意識を(誤って)持ってしまう。
錯覚に陥ってしまう。
だけど
その時、その間違いを指摘する
人々が居たとしても、
私たちは
もうその人々の警告の方が罠であり
闇雲に自分が進む道こそ
行くべき方向性だと
信じ切ってしまう。
多分に無理矢理信じ込んでしまう。

その際に一番
琴線にふれるスローガンが
何かと考えたとき

やはり
「愛する人たちを守るため」
「大切な存在を守るため」
という言葉ではないか。

それはその言葉の限りにおいて
非常に重要なタスクであり
それに疑念を挟む余地はない
ように見える。

しかし
本来なら
愛する人を守る為にも大切な存在を守る為にも、一番根本的な解決方法は
「戦争に加担しない」
「回避する」
「以外の選択肢を探る」
ことをやるべきであり

それをやっても致し方なく
巻き込まれた時に初めて
この戦争という事態において
どうやって
自分の愛する人を守るか
大切な存在を守るのか
を考えるべき義務が生ずるのではないか。

僕はそのように信じている。

そしてこの長々とした
前提を踏まえて、あるいは
忘れて

Kei Kumagawaが
先程ご紹介した
2019年の「花小径」
そして今年のステージで
歌ってくれた新しい
「梔子行」という曲。

自分にとってこの上なく大切な存在を
愛する人へ向けて
歌われるという
形を通して
聴いているすべての人へ
投げかける
問いがあり

それはひょっとして
僕のように概念としての戦争に
固執してるように
見える人へも向けられた
問いなのかもしれない
と思いながら
聴いていた。

彼は愛する人へ
私はこう生きる
あなたは
どう思うだろう
あなたが
あなたが信じるように
生きることができるように
私はできることをすべて
やるつもりなんだよ
だから
あなたはあなたらしく
生きていけばいいんだよ
という風に
語りかけているように
僕には
感じられた。

それはKei Kumagawa
にとって
人々が戦争について
どう考えるべきか、などという問いよりも
ずっと根本にあり
根本に置くべき問いではないか、
と問いかけているのではないかと
思ったのです。



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