diary2

2021年1月21日(木)
【1/21】
こんにちは。読んでいただきありがとうございます。

今年は早々に新型コロナの2回目の
緊急事態宣言が出て、1月からライブが延期になりました。まだ次の予定は未定です。
昨年の1回目の緊急事態の際は
これを乗り切るしかないのか、と
ある意味で神妙な心持ちで
息を潜めるような日々でしたが
(少なくともそういう気分で)

しかし2回目の今回は
もはやこれきりで済むとも思えず
コロナ禍が収束するのは
まだ時間がかかるだろうという
諦めのような気持ちを抱きながら
毎日をあまり緊張感なくまったりと
過ごすようにしています。

心配症な気質で、それこそいつも心配することに事欠かないのですが
そういう習慣を止めること、を
今は自分に言い聞かせています。

SNSへの投稿も、却って精神状態を不安定にしてしまうので減らして
毎日何をしているかや、どこへ出かけたか、などは一々書き込まないでいるわけですが、まあ昨年までとあまり変わらない日常を送っております。

ライブが延期になる直前に
3月の自主企画「トンタの森で会いましょう 第8回」(2014〜)
の開催日についてライブハウス側と打ち合わせさせていただきまして
事態が好転すれば、開催の方向で
情報を発信させていただきます。

先日、毎年恒例ですが、朝倉市にある「頓田の森平和花園」に行ってきました。朝倉市や筑前町のゆかりの地を巡ってみました。
新たな発見として、昨年から
朝倉市青年商工会議所が創立50周年記念事業として「明るい平和花園」整備事業を行っていて
それがほぼ完成していました。

地域の若い世代の方々が
まだこれからも、さらに次の世代へ
バトンを渡していこうとする
意気込みを感じました。

その際には、頓田の森の悲劇、旧立石小の児童の集団爆死事件を戦後75年にわたり、地域の方々がどのように語り継ぎ、忘れないようにしてこられたのか、それが詳しく書かれた、年表的な説明板も設置されていました。

近年、というか現在でも、青年商工会議所が中心となり継承活動が行われている他、頓田の森の事件を演劇の形で、伝えていくという試みが、地元の劇団や子供達も参加した「劇団モチの木」の設立、そして筑前町立平和記念館と連携して、キャンドルナイトの開催など、色々取り組まれておられることがわかりました。

僕は自分のライブ企画を2014年に立ち上げましたが、それは自分自身福岡市の出身でありながら、近隣の市町村である朝倉地区(大刀洗)で起きた戦災について無知であったこと、頓田の森の事件を知り、それに基づく自作曲を
作ったことを契機に、福岡市内で活動するアマチュアのミュージシャンの界隈において、この事件を朝倉の戦災を
紹介するものとして始めました。
(便宜上、朝倉としております、旧三輪町、夜須町、大刀洗町、甘木市なども含めて考えています。)


それ以前から、既に14年前から福岡大空襲についての企画ライブを続けていましたが
福岡市周辺で起きた戦災は他にもあったことを発信する気持ちがありました。

しかしながら、そもそも
とても小さな音楽愛好家やアマチュアミュージシャンの界隈で、中でも地味な活動してる自分がやることで
何年経っても大きな拡がりには
至らず、またそうしようとも
考えずに、ただ自分のペースで
続けることのみを、心がけてきました。

振り返ってみれば、結局は
自分自身の「何かやりたい、既存の活動に参加するのではなく、自分のやり方でやりたい」というような
戦災の継承という本質に、自己表現の
追求のような別の要素を混ぜ込んで
しまったものであり

むしろ後者の目的に段々と比重が大きくなってきたと思います。

それも現地の方々の活動とは一線を置いて、あくまで外野の人間が、勝手にやっているというスタイルをあえてやってきました。

そういう方法論を本当に
理解して頂けるような説明や
わかりやすい発信の仕方もせず
アマチュアレベルの主催者の
自己満足に周りを巻き込んできた
という反省は大いにあります。

やってきたことが、何かこの事件を知らなかった人々へのきっかけづくりに
寄与した、数少ない事例はあったかもしれません。

それも意図したことというより
結果的にそうなっただけだと思います。

そろそろ、僕はこういう活動から
手を引くべき時期ではないかと
最近よく考えるようになりました。

岡村釦(オカムラヒサシ)のライブ活動の範囲や、新しい人間関係の拡大が、近年どんどん減ってきて(特に福岡市内で)

そこにコロナ禍によるライブハウスの営業自粛要請も加わって
いま、僕は事実上活動休止状態にあります。

「福岡大空襲、や大刀洗空襲、頓田の森の悲劇を、語り継ぐ」ような活動を
今後もやっていけるような、展望もなく、自分の方法論にも行き詰まりを感じています。

もちろん、始めた最初の年から、
いつか自分がそう感じるような状況が来ることも想定していました。

それでも一度立ち上げた企画を
自分から終わらせては
いけないだろうと
なるべくどんな心境に至っても
やれる限りはやらねばと
考えてきました。

今年に関しても、少なくとも3月の企画は、開催できるかもしれないと思っています。

しかし6月の「6・19」
そして来年の3月の「トンタの森で会いましょう」については
やるべきかどうか
むしろ、もう終わりにするべきかどうか、最近はそれをずっと考えています。

今回はそれを書きたくて
この文章を作りました。
ネット上ではあまり
議論はしたくないので
お目にかかることができる方で
ご意見、ご感想がありましたら
お伝えいただけたら
嬉しく存じます。


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