2021年8月16日(月) 【8/16】 先日の日記、8/6や8/15の日記とか、最近自分の「6・19」についての話な中で「意味がない」という表現を使ってしまったことを、自分でちょっと引っかかっています。 とはいえ、そう言わなきゃ表現できないと思ったのも確か。 なぜそう思ったのか。 ちょうど時事問題で、関連する事項がありました。 「前首相や現役閣僚が靖国神社を参拝した」というニュース、そして「韓国政府や中国政府がそれに不快を表明した」というニュースです。 僕とは歴史認識が決定的に食い違う安倍前首相ですが、彼は在任中からよく 「韓国や中国に対して、日本人は過去の侵略戦争の謝罪を何回もしてきたから、もう必要ない。」と繰り返し発言してきました。 ここに僕は日本人の「戦争を反省する、年に一度振り返ってみる」その行為とやり方の無意味さ、欺瞞がよく現れていると思います。 例えば安倍氏が言うように、日本の天皇や歴代首相や要職にある政治家で、中韓やアジア諸国に侵略戦争を謝罪した人は一人では無く、複数居て、のべ複数回に渡り、謝罪をしています。しかし同時にその謝罪の舌の根も乾かないうちに、当人あるいは政府関係者誰かが靖国神社を参拝したり、侵略を否定したり、謝罪は必要ないとか発言するわけです。 これを謝罪を受ける側の心情に立って考えるとき、果たして反省の気持ちを信用してもらえるでしょうか? むしろ謝罪は口だけだ、本当に反省しているとは思えない。許さない。 という風になるのも無理はないのではないでしょうか。これを戦争を巡る外交的対立ではなく、個人間の刑事事件の加害者被害者に直してみてください。国と国なら、それはありなんですかね、無しだと思いますけど。 安倍氏は「徴用工問題」において韓国を「国と国との約束事すら守れない」と非難しました。じゃあ自分がやっている言動はどうなのか、馬鹿言ってんじゃないよ、ということではないでしょうか。 いや靖国神社に参拝して何が悪い! 侵略戦争とは関係ない!と感じる方もいらっしゃるみたいです。 もちろんもし靖国神社がただ戦没者慰霊をして、過去の戦争を反省したり否定している宗教法人ならば、いいでしょう。でも違いますよね。靖国神社は、そして神社本庁という宗教法人は 過去の侵略戦争を否定して、旧軍関係者を英雄として祀っているわけです。 だから、韓国政府も中国政府も、参拝しないでほしい、貴方達、日本政府の要人が侵略を反省していないと感じるから、やめてくれ、と繰り返し釘を刺しているわけです。 相手のその心情をわかった上で、あえて参拝をしている。つまり現役閣僚も前首相も自分の参拝について、中韓が怒ったり侮辱を受けたと思うのを承知の上で行っている。 だからそんな政府や人物が 口だけで謝罪をしようとも 納得してもらえるはずはない。 僕が日本人の 特に毎年のその日に戦争のことを思い出し反省する、という行為のやり方がおかしい、無意味じゃないかと 感じるようになったのは、まさしくこうゆうことを繰り返す安倍氏みたいな 政府関係者、与党政治家(一部の右翼的な野党政治家も含む)の 言ってみれば「反省の揚げ足取り」みたいな言動が付きまとうからです。 そしてその反省の揚げ足取りをする人をたしなめることしない国民性にあります。 だからそこから改めてない限り 毎年毎年、新たに新たな世代が反省しようとも、また同じくその揚げ足取りが繰り返されていくだけです。 靖国神社を認めてほしい、認めさせたいなら、靖国神社が過去の戦争を反省しない態度を改めない限りはあり得ないのではないでしょうか。 嫌々やれとは思いません。 「あの戦争は正しかった、ちっとも悪くなかった」と全国民が納得すれば良いでしょう。もう反省なんかしなくていいじゃないですか。 中韓うるせえ、黙ってろ、です。 でもやはり我々日本人はあの戦争が正しかったとは思っていない、思っていない人が沢山いるわけです。 反省しなきゃ、繰り返しちゃだめだと 思う気持ちも確かに多くの人が持っている。 だから現在まかり通っている 「反省の揚げ足取り」を勇気を出してやめさせなければいけない、そういうことをする人をたしなめ、謝罪させなければならない。 ああ、自民党だから、安倍さんだから、右翼だから、仕方ないよね、じゃあいつまでも変わらないのではないか?ということです。 8/16^19:38 [コメントする] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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