diary2

2021年9月17日(金)
【9/17】
違う街の朝一に立つ。
朝一番の電車やバスや飛行機が
動き出す時間に
違う街の目抜き通りに
立って辺りを見渡してみる。

隣を行き交う人々。車両。
忙しくどこかへ。
土地勘がないから僕には
それがどこかわからない。
だから自分の住む街に照らし合わせて
この街の「天神」や官庁街へ行くのかな、とか。

僕はこの雑踏の中で
急いでどこかに行かなくていいし
よくこの街を知らない。
そんな事実が
自分がいつもと違う
日常に居るということを
実感させてくれる。

「旅情」みたいな感覚を
覚えるのは、僕の場合は
こんな時です。
多くの人々が
「旅の思い出、意味合いは
その土地の人と触れ合うこと」
と言います。
たしかにそれは真髄だろうと
思います。ただ一人でうろうろして
食べて泊まるより、もしそこで
土地の人と仲良くなれたら
その方が楽しいし訪れた意味がある、のかもしれません。

そうは思うけれど、人付き合いが
ひどく苦手な僕にとって
それは必ずしもいい思い出に
なるとは限らないのです。


むしろ先ほど書いたような
情景の中に身を置いた時の記憶
の方が、印象に残っています。

その記憶はいつもの街に
戻った後に、日常の些事に心が疲れたときに、ふと想起することで
何度も癒してくれる記憶になりました。今ここ、それだけじゃない、自分が行き詰まって息が詰まっているとしても、ここではないどこかに別の日常がある。

朝一番の景色であること、ここは
大きな要素かもしれません。
朝というのは、学校や会社に通う時間帯ですし(夜勤の場合は別ですけど)。

いや、単に僕が仕事に嫌々通っているだけなのかもしれませんね…。

子どもの頃からずっと
毎日が休みならいいなと思ってしまう
人間です。
コロナ禍という緊急時も、そういう僕にとっては、毎日が非日常の世界に居るような気分でもあります。
もちろん感染の心配や用心もするんですが。


9/17^08:11
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